墨田区鐘ヶ淵、東武スカイツリーライン鐘ヶ淵駅西口より徒歩3分の歯医者 にしざわ歯科医院


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セラミック治療とその種類とは?銀歯や保険治療との違いと費用相場

こんにちは。東京都墨田区、東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」西口より徒歩3分にある歯医者「にしざわ歯科医院」です。

セラミックの歯を持っている人

「セラミック治療ってどんな治療かな?」「銀歯と何が違うんだろう?」「セラミック治療を受けたいけど費用が気になるな」など、お悩みの方もいるのではないでしょうか。天然歯と遜色ない、自然で美しい見た目が手に入るセラミック治療を検討している方もいるでしょう。

本記事では、セラミック治療とはどのような治療なのか解説します。セラミック治療の種類や費用、メリット・デメリットもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

セラミック治療とは

綺麗な歯ならびの女性

セラミック治療とは、虫歯を治療した際に削った歯を、セラミック素材でできた詰め物や被せ物で補う歯科治療のことです。一部の素材を除いて金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも治療を受けられます。

これまでは詰め物や被せ物に銀歯を使用するのが一般的でしたが、最近では審美性に優れているセラミックを希望される患者さまが増えています。セラミックは天然歯と遜色ない見た目を再現できるため、美しい口元に仕上げられるのです。

また、銀歯のように経年劣化で変色したり、歯ぐきの黒ずみが発生したりする可能性もありません。見た目の美しさを維持しやすい点も魅力です。

 セラミックと銀歯の違い

銀歯

ここでは、セラミックと銀歯の違いについて解説します。

  • 目立ちにくさ
  • 虫歯のなりにくさ

それぞれ解説します。

目立ちにくさ

銀歯とは違い、セラミックは天然歯と遜色ない見た目をしているため治療跡が目立ちません。セラミックは患者さま一人ひとりの歯の色調に合わせて作成することができ、より自然な見た目を実現できます。

天然歯のような透明感も再現できるため、治療後も周囲の目を気にせず会話をしたり笑ったりできます。

銀歯は、経年劣化により歯茎の変色などが発生します。セラミックは素材自体も歯茎も変色する心配がほぼないので、美しい見た目を維持しやすい点も違いでしょう。

虫歯のなりにくさ

セラミックの表面は陶器のようにツルツルしていて、歯垢や歯石などの汚れが付着しにくい特徴があります。多少の汚れであれば歯ブラシで簡単に除去できるため、ケアを怠らなければ虫歯になりにくいでしょう。

また、銀歯は飲食物の温度で膨張・収縮を繰り返すことから、天然歯との間に段差や隙間が生じやすいです。セラミックは温冷刺激の影響をほとんど受けないので、段差や隙間が生じにくく虫歯になりにくいのです。

保険治療との違い

保険治療とセラミック治療の違いについて考える女性

セラミック治療はより高い審美性や機能性を求める治療であるため、原則として保険が適用されません。一般的に保険が適用される治療は、銀歯やCAD/CAM冠、コンポジットレジンなどを使用する治療だけです。

CAD/CAM冠とは、患者さまの歯型に合わせて作成するオーダーメイドの被せ物のことです。セラミックとレジンを混ぜて作られます。「審美性は妥協したくないが費用は抑えたい」という方はCAD/CAM冠を選択する傾向がありますが、審美性・耐久性ともにセラミックには劣ります。

歯のセラミック治療の種類

セラミックの歯

セラミック治療にはさまざまな種類があります。治療する部位によって向き不向きがあるため、治療する部位にあう素材を選択することが大切です。

以下、セラミックの主な種類です。

  • オールセラミック
  • ハイブリッドセラミック
  • ジルコニアセラミック
  • e-max(イーマックス)
  • メタルボンド

それぞれ詳しく解説します。

オールセラミック

セラミックの中でも、最も天然歯に近い見た目を再現できるのがオールセラミックです。金属を含まないため、金属アレルギーを起こすリスクもありません。

衝撃に弱く、強い力が加わると割れる可能性があるため、奥歯のような強い力が加わる部位の使用には向きません。非常に審美性が高いことから、前歯部分の治療では選択されることが多いです。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックとは、セラミックとレジンを混ぜ合わせた素材のことです。プラスチックが入っているためオールセラミックと比べると費用を抑えられますが、審美性が若干劣ります。

耐久性に問題はありませんが、他の素材に比べて歯垢が付着しやすいこともデメリットでしょう。プラスチックは変色しやすいため、他のセラミック素材と比較すると経年劣化で審美性が低下していくこともデメリットといえます。

ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックは、人工ダイヤモンドともよばれるほど硬い素材です。強い力が加わる奥歯にも問題なく使用できます。

オールセラミックやe-maxと比較すると審美性に劣るため、審美性を求める方にはあまりおすすめできません。

e-max(イーマックス)

e-maxは耐久性に優れているだけではなく、天然歯と同様の審美性も持ち合わせています。オールセラミックよりも費用が抑えられるため「審美性も大事だけど費用も抑えたい」という方に選ばれています。

また、汚れが付着しにくいため、長期間の使用でも審美性を保つことが可能です。

メタルボンド

表側はセラミック素材で、裏側は金属でできている素材です。金属アレルギーの方は使用できません。金属なので耐久性は高いですが、金属が溶け出して歯ぐきが黒ずむメタルタトゥーが発生する可能性があります。

他のセラミック素材と比べてメタルボンドを選ぶメリットがないため、現在ではあまり使用されなくなりました。

歯のセラミック治療の費用相場

セラミック治療の費用イメージ

歯のセラミック治療にかかる費用の相場は、以下のとおりです。

  • オールセラミック:10万円〜20万円
  • ハイブリッドセラミック:5万円〜15万円
  • ジルコニアセラミック:10万円〜20万円
  • e-max:6万円~8万円
  • メタルボンド:8万円〜15万円

素材によって大きく費用が異なるので、ご自身のニーズや予算も考慮して選択しましょう。また、セラミック治療は基本的に自由診療なので、歯科医院によって費用が異なります。実際の費用は、治療を受ける歯科医院で確認してください。

セラミック治療を行うメリット

セラミック治療を行うデメリットイメージ

ここまで、セラミックの種類や費用相場について解説してきました。以下では、セラミック治療で得られる主なメリットをご紹介します。

耐久性が高く長期間使用できる

セラミックは陶器の一種なので、銀歯に比べると劣化しにくいです。変形しにくく汚れも付着しにくいため、審美性を保ったまま長期間の使用に耐えられるでしょう。

メンテナンスをしっかりおこなえば、セラミックの寿命は10年以上になるといわれています。費用は銀歯や被せ物と比べると高額ですが、維持費用などを考えると高くはないと言えるかもしれません。

虫歯の再発率が低い

銀歯やコンポジットレジンの詰め物・被せ物は、長期間使用していると変形し、歯との間にすき間が生じます。その隙間から虫歯菌が入って、再度虫歯になる可能性が高いのです。

セラミックは経年劣化しにくいため、天然歯との間に隙間が生じにくいです。保険診療で使用されるものよりも高品質な接着剤も使用できるため、虫歯が再発する可能性を下げられるでしょう。

金属アレルギーを起こす心配がない

銀歯を使用した場合は金属アレルギーを引き起こす可能性がありますが、セラミックは陶器の一種であるため、アレルギー反応を起こす心配がありません。金属アレルギーがある患者さまでも、安心して治療を受けることが可能です。

ただし、メタルボンドという素材は金属が使用されています。ご自身が金属アレルギーの場合は、早めに担当の歯科医師に相談することが大切です。

セラミック治療を行うデメリット

セラミック治療を行うデメリットイメージ

セラミック治療には、以下のデメリットも存在します。

割れる可能性がある

セラミックは強い衝撃を受けると割れる可能性があります。歯ぎしりや食いしばりなどによっても割れることがあるでしょう。また、接着剤が劣化して強度が保てずに割れるというケースもあります。

強度が高いセラミックを選ぶことでリスクを減らすことは可能ですが、歯ぎしりや食いしばりのクセがある場合は、まずは歯科医師に相談してみてください。

天然歯を削る可能性がある

セラミック治療は、歯を削る量が多くなるという特徴もあります。セラミックは金属である銀歯よりも強度が低いので、ある程度の厚みがなければ耐久性を保てません。そのため、天然歯を削る量が多くなります。

セラミックを選択すれば歯の健康や審美性を保てることは事実ですが、歯を削る量が多くなることを懸念される方もいるでしょう。

保険が適用されない

セラミック治療には保険が適用されません。そのため、保険診療による治療に比べると治療費が高額になります。

ただし、銀歯と比較すれば審美性・耐久性が高く、メンテナンス次第では半永久的に使用することが可能です。銀歯やコンポジットレジンは定期的に交換しないといけなくなるので、維持費を考えると決して高すぎる金額ではないでしょう。

まとめ

セラミック治療で綺麗な歯になった人

本記事では、セラミック治療の種類と費用相場について、セラミックのメリット・デメリットも交えて解説しました。セラミック治療は天然歯と遜色ない美しい見た目が手に入り、審美性・耐久性などさまざまな面で銀歯よりも優れているため、多くの方から支持を得ている治療法です。

保険が適用されないため銀歯と比較すると治療費は高額になりますが、それを差し引いてもセラミック治療を検討する価値は十分にあります。白く丈夫な美しい歯を手に入れたい方は、歯科医師に相談してセラミック治療を検討してみてはいかがでしょうか。

セラミック治療を検討されている方は、東京都墨田区、東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」西口より徒歩3分にある歯医者「にしざわ歯科医院」にお気軽にご相談ください。

ワイヤー矯正の費用はいくらくらい?治療プロセスごとに詳しく解説!

こんにちは。東京都墨田区、東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」西口より徒歩3分にある歯医者「にしざわ歯科医院」です。

ワイヤー矯正の模型

歯列矯正にはさまざまな種類がありますが、昔からよく知られているのがワイヤー矯正です。ワイヤー矯正は対応できる症例が多く、長い歴史と実績があることから選択する方も多い歯列矯正の方法です。

近年ではマウスピース矯正も人気を集めていますが、対応できない症例もあります。歯並びによっては、ワイヤー矯正を選択するほうが治療がスムーズに進む場合もあります。

ワイヤー矯正を検討するにあたって、一番気になることは費用ではないでしょうか。歯列矯正は高額というイメージを持っていて、平均的な費用の相場や支払い方法について知りたい方も多いでしょう。

今回は、ワイヤー矯正のプロセスごとにかかる費用や支払い方法について詳しく解説します。

ワイヤー矯正の費用相場と全体の目安

ワイヤー矯正の費用のイメージ

ワイヤー矯正の費用を検討する際には、「総額の目安」と「どの部分にいくらかかるのか」を分けて考えると整理しやすくなります。ここではまず、全体の費用感をつかみましょう。

ワイヤー矯正の費用は、自費診療(自由診療)であるため、歯科医院ごとに設定金額が異なりますが、全体矯正の場合の相場はおおよそ60万〜170万円程度です。表側矯正であれば60万〜120万円程度、裏側矯正では100万円〜170万円程度、ハーフリンガル矯正では80万〜150万円程度が一つの目安です。

この総額の中には、初診・カウンセリング、精密検査、矯正装置の費用、毎月の調整料、保定装置(リテーナー)の費用などが含まれる場合と、個別に支払う場合があります。料金システムによって「最終的な総額」が変わることもあるため、後ほど詳しく解説します。

また、前歯だけを整える部分矯正では、30万〜70万円程度と、全体矯正より費用を抑えられるケースもあります。ただし、歯並びや噛み合わせの状態によっては部分矯正が適さない場合もあるため、実際の適応は診断が必要です。

ワイヤー矯正の種類別費用(表側・裏側・ハーフリンガル・部分矯正)

色々な種類のワイヤー矯正の模型

ワイヤー矯正と一口にいっても、装置をつける位置や素材、治療範囲によって費用は大きく変わります。この章では、代表的な種類ごとの費用の目安と特徴を整理します。

表側矯正(メタルブラケット・審美ブラケット)

表側矯正は、歯の表側にブラケットとワイヤーを装着する、最も一般的なワイヤー矯正です。装置が見えやすい反面、費用を比較的抑えやすく、多くの症例に対応できる点が特徴です。

メタルブラケットの費用と特徴

金属製のブラケットとワイヤーを用いる方法は、ワイヤー矯正の中で費用を抑えやすい選択肢です。全体矯正の費用相場は60万〜120万円程度とされることが多く、強度が高く壊れにくい点もメリットです。一方で、金属色の装置が目立ちやすいというデメリットがあります。

白いブラケット・ホワイトワイヤーの費用と特徴

見た目をできるだけ自然にしたい場合は、歯の色になじみやすい白や透明のブラケット、ホワイトワイヤーを選択する方法があります。

メタルブラケットに比べて10万〜20万円程度費用が上乗せされることが多いものの、口元の印象をやわらかくしやすい点が利点です。素材によってはメタルよりもやや壊れやすい場合があるため、適応は歯科医師と相談して決めるとよいでしょう。

裏側矯正(リンガル矯正)の費用と特徴

裏側矯正は、歯の裏側(舌側)にブラケットとワイヤーを装着する方法です。外から装置がほとんど見えないため、見た目を重視する方に選ばれることが多い矯正方法です。

全体矯正の費用相場は100万円〜170万円程度と、表側矯正より高くなる傾向があります。歯の裏側に装置をつけるため、装置の作製や調整に専門的な技術が必要であり、対応していない歯科医院もあります。

歯の内側に装置があることで、治療開始直後は発音がしづらく感じたり、舌がこすれて痛みを感じたりする場合があります。多くの場合は時間とともに慣れていきますが、仕事や日常生活への影響も含めて事前に確認しておくと安心です。

ハーフリンガル矯正の費用と特徴

ハーフリンガル矯正は、上の歯には裏側矯正、下の歯には表側矯正を行う方法です。笑ったときに見えやすい上の歯は目立ちにくくしつつ、下の歯は表側矯正にすることで費用と治療のしやすさのバランスをとる治療法です。

全体矯正の費用相場は80万〜150万円程度とされ、完全な裏側矯正よりは費用を抑えやすい傾向があります。装置の構造上、違和感や発音への影響は裏側矯正と表側矯正の中間程度となることが多いですが、個人差があります。

部分矯正(前歯だけのワイヤー矯正)の費用と注意点

前歯のガタつきやすき間など、限られた範囲だけを整えたい場合には、部分矯正という選択肢があります。ワイヤー矯正による部分矯正の費用相場は30万〜70万円程度とされ、全体矯正よりも費用と期間を抑えられる場合があります。

ただし、噛み合わせに大きな問題がある場合や、奥歯の位置調整が必要な場合には、部分矯正では対応が難しいこともあります。

見た目だけで判断せず、レントゲンや精密検査を行ったうえで、部分矯正が適しているかどうかを確認することが大切です。

ワイヤー矯正の費用内訳と治療の流れ

ワイヤー矯正の費用内訳イメージ

ワイヤー矯正は、一度装置をつけて終わりではなく、いくつかのステップを経て進んでいきます。この章では、治療の流れに沿って、どの段階でどのくらいの費用がかかるのかを詳しく見ていきます。

カウンセリングにかかる費用

カウンセリングは、矯正治療を始める前に、歯科医師に現在の悩みや希望を相談し、治療の大まかな方針や期間、費用の目安を聞く場です。口腔内の簡単なチェックや、歯並びの状態の確認を行い、ワイヤー矯正が適しているかどうかの判断材料を得ることができます。

カウンセリング料は、無料としている歯科医院もあれば、有料の場合で3,000円〜5,000円程度が目安です。医院ごとに費用や相談内容が異なるため、複数の歯科医院でカウンセリングを受けて比較検討する方も少なくありません。

ワイヤー矯正は治療期間が長くなるため、費用だけでなく、医院の雰囲気や説明のわかりやすさ、通いやすさも含めて検討するとよいでしょう。

精密検査・診断にかかる費用

ワイヤー矯正を本格的に始める前には、精密検査と診断が必要です。現在の歯並びや顎の骨の状態、噛み合わせを詳しく把握し、治療計画を立てるための重要なステップです。

精密検査の内容と費用の目安

精密検査では、レントゲン撮影、必要に応じたCT撮影、口腔内や顔貌の写真撮影、歯型の採取などを行います。あわせて、虫歯や歯周病の有無、顎関節の状態なども確認します。

精密検査と診断にかかる費用は、1万〜5万円程度が目安です。検査内容の充実度や使用する機器によって費用は変わるため、事前に金額と検査内容を確認しておくと安心です。

矯正前に必要な治療にかかる費用

精密検査の結果、虫歯や歯周病、詰め物・被せ物の不具合などが見つかった場合は、矯正装置をつける前に治療を行います。口腔内の健康状態を整えておくことで、矯正中のトラブルを減らし、スムーズに歯を動かすことができます。

虫歯・歯周病治療の費用

軽度の虫歯治療や歯周病の初期治療であれば、一回あたり数千円程度で済むことが多く、保険診療の範囲で行われます。進行した虫歯や歯周病の場合は、通院回数が増え、その分費用もかかりますが、矯正治療の成功のためには重要なステップです。

矯正のための抜歯の費用

歯を並べるスペースが不足している場合には、矯正治療の一環として抜歯が必要になることがあります。矯正目的の抜歯は保険適用外となることが多く、一本あたり5,000円〜1万円程度が目安です。抜歯の本数や難易度によって費用は変わるため、診断時に説明を受けておきましょう。

矯正装置の装着・調整にかかる費用

矯正装置の装着と、その後の定期的な調整は、ワイヤー矯正の費用の中で最も大きな割合を占めます。この段階の費用の考え方は、歯科医院の料金システムによって異なります。

矯正装置の費用

表側矯正、裏側矯正、ハーフリンガル矯正など、選択する装置の種類によって費用は変わります。全体矯正の場合、装置の費用として60万〜170万円程度が目安です。白いブラケットやホワイトワイヤーを選ぶ場合は、メタルブラケットに比べて10万〜20万円程度高くなることがあります。

定期通院・調整料の費用

ワイヤー矯正中は、通常一か月に一回程度のペースで通院し、ワイヤーの交換や調整、口腔内のチェックを行います。通院一回あたりの調整料は、3,000円〜5,000円程度が目安です。

歯科医院によっては、調整料を毎回支払う方式と、あらかじめ総額に含めている方式があります。治療期間が延びた場合の追加費用の有無も含めて、カウンセリング時に確認しておくと安心です。

保定期間とリテーナーにかかる費用

矯正装置を外して歯並びが整ったあとも、歯は元の位置に戻ろうとする性質があります。この「後戻り」を防ぐために必要なのが、保定期間と保定装置(リテーナー)です。

保定装置(リテーナー)の費用

保定期間には、取り外し可能なリテーナーを装着し、整えた歯並びを安定させていきます。リテーナーは新たに作製する必要があり、費用は1万〜6万円程度が目安です。装置の種類や上下顎のどちらに装着するかによって費用は変わります。

保定期間中の通院費用

保定期間中も、数か月に一回程度のペースで経過観察のための通院が必要です。通院一回あたりの費用は3,000円〜5,000円程度とされることが多く、通院頻度や期間によって総額は変わります。

保定期間は一般的に1年〜2年程度ですが、歯並びの安定のために、夜間だけリテーナーを長期的に使用するよう勧められる場合もあります。

ワイヤー矯正の料金システムと追加費用の有無

ワイヤー矯正の料金システムを説明するイメージ

同じワイヤー矯正でも、歯科医院によって「料金の組み立て方」が異なります。この章では、代表的な料金システムと、追加費用が発生しやすいポイントを整理します。

トータルフィー制(総額制)とは

トータルフィー制とは、矯正治療にかかる費用をあらかじめ総額で提示し、その範囲内で治療を進める料金システムです。装置の費用、調整料、保定装置の費用などが一括で含まれていることが多く、治療開始前におおよその総額がわかるため、費用計画を立てやすい点がメリットです。

トータルフィー制でも、装置の破損やリテーナーの紛失など、想定外の事態が起きた場合には追加費用がかかることがあります。何が総額に含まれていて、どのような場合に追加費用が発生するのかを、事前に確認しておくと安心です。

処置別支払い制とは

処置別支払い制は、初診・検査・装置装着・毎回の調整・保定装置作製など、各ステップごとに費用を支払う方式です。

最初の支払い額を抑えやすい一方で、通院回数が増えたり、治療期間が延びたりすると、その分調整料などが積み重なり、最終的な総額が当初の想定より高くなる場合があります。

処置別支払い制の歯科医院を選ぶ場合は、標準的な治療期間と通院回数、想定される総額の目安を確認し、延長時の費用についても説明を受けておくとよいでしょう。

料金システムを確認するときのポイント

料金システムを比較する際には、単に「矯正装置の基本料金」だけでなく、検査料、調整料、保定装置の費用、保定期間中の通院費用など、トータルでどのくらいになるのかを確認することが大切です。

また、装置の種類を変更した場合や、治療計画の見直しが必要になった場合の費用の扱いについても、事前に質問しておくと安心です。

ワイヤー矯正は保険適用になる?医療費控除との違い

ワイヤー矯正が保険適用になるかのイメージ

ワイヤー矯正の費用について調べていると、「保険は使えるのか」「医療費控除の対象になるのか」といった疑問を持つ方が多くいらっしゃいます。この章では、保険適用と医療費控除の違いを整理して解説します。

ワイヤー矯正の保険適用について

一般的に、見た目の改善を主な目的とした歯列矯正は、健康保険の適用外となり、自費診療(自由診療)として全額自己負担になります。

そのため、ワイヤー矯正の費用は歯科医院ごとに自由に設定されており、同じような治療内容でも金額に差が出ることがあります。

一方で、すべての矯正治療が保険適用外というわけではありません。先天的な疾患や顎変形症など、機能的な問題が大きく、医療的な必要性が高いと認められる場合には、保険適用となるケースがあります。具体的な対象疾患や条件は厚生労働省の基準によって定められており、専門的な診断が必要です。

自分の症例が保険適用の対象になるかどうかは、実際に口腔内や顎の状態を拝見しないと判断が難しいため、気になる方は歯科医院で相談してみてください。

医療費控除との違い

保険適用とは別に、ワイヤー矯正の費用が「医療費控除」の対象になる場合があります。医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告を行うことで所得税や住民税の負担が軽くなる制度です。

審美目的だけでなく、噛み合わせの改善や咀嚼機能の回復など、医療的な必要性があると判断される矯正治療は、医療費控除の対象となる場合があります。

対象となるかどうかの最終的な判断は税務署によりますが、矯正治療を受ける際には、領収書を大切に保管しておくとよいでしょう。

保険適用と医療費控除は別の制度であり、保険適用外の自費診療であっても、条件を満たせば医療費控除の対象になり得ます。詳しい条件や申請方法については、税務署や税理士に確認することをおすすめします。

ワイヤー矯正の費用の支払い方法

ワイヤー矯正費用をクレジットカードで支払っている人

ワイヤー矯正は高額になりやすいため、どのように支払うかも重要な検討ポイントです。この章では、代表的な支払い方法と、それぞれの特徴を解説します。

現金一括払いの特徴

現金一括払いは、最もシンプルでわかりやすい支払い方法です。治療開始時や装置装着時などに、矯正費用の全額または大部分をまとめて支払います。金利や手数料がかからないため、総支払額を抑えられる点がメリットです。

一方で、まとまった金額を一度に用意する必要があるため、家計への負担が大きく感じられる場合もあります。貯蓄状況や他の出費とのバランスを考えながら検討することが大切です。

現金分割払いの特徴

歯科医院によっては、現金での分割払いに対応している場合があります。治療の節目ごとに数回に分けて支払う方法や、毎月一定額を支払う方法など、医院ごとに仕組みはさまざまです。

分割回数や支払いスケジュールは事前に取り決める必要がありますが、金利や手数料を設定していない歯科医院も多く、総額を抑えながら一度の負担を軽くできる点がメリットです。

分割可能な回数や条件は医院によって異なるため、カウンセリング時に確認しておきましょう。

クレジットカード払いの特徴

クレジットカード払いに対応している歯科医院であれば、カードで矯正費用を支払うことも可能です。カード会社のポイントが貯まる、支払いをカード会社の分割払いやリボ払いに変更できるなどのメリットがあります。

ただし、矯正費用は高額になるため、カードの利用限度額を超えてしまう場合があります。事前に利用可能枠を確認し、必要に応じてカード会社に限度額の一時引き上げを相談しておくとスムーズです。

また、カード会社側の分割払いやリボ払いを利用する場合は、金利負担が発生する点にも注意が必要です。

デンタルローンの特徴

デンタルローンは、歯科治療専用のローンで、提携している信販会社を通じて利用します。ワイヤー矯正など高額な自費診療でも、月々の支払額を抑えながら治療を始めやすくなる点が特徴です。

デンタルローンの金利は、信販会社や契約内容によって異なりますが、四〜五パーセント台に設定されていることが多いとされています。

支払い回数やボーナス併用の有無などを選択できるため、自分の収入やライフプランに合わせて無理のない返済計画を立てることが大切です。

手元にまとまった資金がない場合でも、デンタルローンを活用することで、必要なタイミングでワイヤー矯正を始めやすくなります。ただし、ローンである以上、審査が必要であり、総支払額は金利分だけ増える点を理解したうえで検討しましょう。

ワイヤー矯正の費用を抑えるためのポイント

ワイヤー矯正の費用を抑えるために医療費控除を利用するイメージ

ワイヤー矯正は将来の歯の健康や見た目に大きく関わる治療ですが、費用の負担が気になる方も多くいらっしゃいます。この章では、費用面での負担を少しでも軽くするために、検討しておきたいポイントを紹介します。

部分矯正が適応になるか相談する

前歯の軽度なガタつきやすき間など、限られた範囲の改善が主な目的であれば、部分矯正が適応になる場合があります。部分矯正は全体矯正に比べて動かす歯の本数が少ないため、費用も期間も抑えられる傾向があります。

ただし、噛み合わせに問題がある場合や、奥歯の位置調整が必要な場合には、部分矯正では対応が難しいこともあります。自己判断は避け、精密検査のうえで部分矯正が可能かどうかを歯科医師に相談することが重要です。

自費診療の料金が明瞭な歯科医院を選ぶ

同じワイヤー矯正でも、歯科医院によって費用や料金システムは大きく異なります。料金表がわかりやすく提示されているか、カウンセリング時に総額の目安や追加費用の可能性について丁寧に説明してくれるかどうかは、医院選びの大切なポイントです。

トータルフィー制か処置別支払い制か、調整料や保定装置の費用がどのように扱われているかを確認し、自分にとってわかりやすく、納得できる料金システムの歯科医院を選ぶと、後からの費用面の不安を減らしやすくなります。

分割払いやデンタルローンを上手に活用する

費用の総額そのものを大きく下げることは難しい場合でも、支払い方法を工夫することで、月々の負担を軽くすることは可能です。

現金分割払いやクレジットカード、デンタルローンなどを組み合わせることで、無理のない範囲で治療を進めやすくなります。

ただし、ローンやカードの分割払いには金利がかかる場合が多いため、総支払額がどのくらいになるのかを把握したうえで選択することが大切です。

医療費控除の活用を検討する

一年間に支払った医療費が一定額を超えた場合には、確定申告を行うことで医療費控除を受けられる可能性があります。ワイヤー矯正の費用も、噛み合わせの改善など医療的な必要性が認められる場合には、医療費控除の対象となることがあります。

医療費控除を活用することで、支払った税金の一部が戻ってくる場合があるため、矯正治療を始める際には、領収書を保管しておき、必要に応じて税務署や税理士に相談するとよいでしょう。

まとめ

ワイヤー矯正をしている女性

ワイヤー矯正は、対応できる症例が幅広く、長い歴史と実績のある矯正方法です。表側矯正、裏側矯正、ハーフリンガル矯正、部分矯正など、装置の種類や治療範囲によって費用は大きく変わりますが、全体矯正の費用相場はおおよそ六十万〜百七十万円程度とされています。

費用の内訳には、初診・カウンセリング、精密検査、矯正前の虫歯・歯周病治療、矯正装置の費用、毎月の調整料、保定装置(リテーナー)の費用などが含まれます。料金システムや支払い方法は歯科医院によって異なるため、事前に総額の目安や追加費用の有無を確認しておくことが大切です。

ワイヤー矯正は基本的に保険適用外の自費診療ですが、先天的な疾患や顎変形症など、医療的な必要性が高いと認められる場合には保険適用となるケースもあります。また、条件を満たせば医療費控除の対象となる場合もあるため、領収書の保管や税務署への確認も検討するとよいでしょう。

費用面の不安を軽減するためには、部分矯正の適応を含めた治療方法の検討、料金が明瞭な歯科医院選び、分割払いやデンタルローンの活用など、複数の観点から検討することが重要です。

にしざわ歯科医院では、ワイヤー矯正のカウンセリングを行い、歯並びや噛み合わせの状態、ライフスタイル、ご予算に合わせた治療計画をご提案しています。ワイヤー矯正の費用や治療内容について詳しく知りたい方は、東京都墨田区、東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」西口より徒歩3分にある歯医者「にしざわ歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、インプラント治療やマウスピース矯正、小児歯科、虫歯・歯周病治療など、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご利用ください。

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歯並び・噛み合わせと全身疾患、健康寿命の関係

こんにちは。
墨田区鐘ヶ淵 鐘ヶ淵駅西口より徒歩3分の歯医者
「にしざわ歯科医院」 院長 西澤克哉です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。


『歯が抜けてから、よく噛めないな!!』
『歯が抜けてから、身体の調子が悪いな!!』
『歯が抜けてから、胃が痛くなった!!』

など、噛み合わせが悪くなって不調を訴える方が多くなりました。

今回は、『歯並び・噛み合わせと全身疾患、健康寿命の関係』についてお話しさせていただきます。

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 歯科衛生士1

QOL(キュー・オー・エル)とは

歯の健康が全身の健康やQOL(キュー・オー・エル)に影響するのをご存知ですか?

QOL(キュー・オー・エル)という言葉を聞いたことがありますか?
QOLとは、「Quality Of Life(クオリティ・オブ・ライフ)」の頭文字をとってつくられた言葉です。
クオリティ・オブ・ライフ、つまり「生活の質」とか「生命の質」もしくは「人生の質」と訳されています
その人の生活や人生の豊かさを示す際の指標となる概念と言えます。
QOLとは物質的な豊かさだけではなく、精神的な豊かさや満足度も非常に重要な意味を持ちます。

「健康寿命」と「寿命」の違いとは

墨田区 歯医者 にしざわ歯科  健康老人1

「健康寿命」と「寿命」の違いをご存知ですか?

最近雑誌やテレビで、「健康寿命」という言葉をよく耳にします。
しかし、「健康寿命」と「寿命」は、どう違うのでしょうか?
「寿命」とは、一般的に言われている人が生まれてから亡くなるまでの期間を言います。
それに対して「健康寿命」とは、健康に元気に日常生活を送れる期間のことを言います。

日本は、男女とも世界トップクラスの長寿国ですが、すべての人が生涯にわたって健康でいきいきと生活できているわけではありません。
健康上に問題が生じて支援や介護が必要になるなど、日常生活に制限が出てくる場合もあります。
単に長生きするのではなく、心身ともに自立し、健康に天寿を全うしたいものです。
食事や運動、生活習慣などに気を付ける人も多いですが、歯の健康を守ることは一番に重要なことと位置付けられています。
日頃「歯が痛い」、「歯がしみる」、「噛みにくい」などといった症状がなければ、お口の健康を意識しない人も少なくありません。
しかし、普段から、歯や口の中の健康にもっと関心を持って、疾病の予防に努めることが大切です。
歯の健康はお口だけの問題でなく、全身の健康や健康寿命にも影響します。
歯を失って噛めなくなると、さまざまな全身疾患のリスクを高め、QOLの低下を招く可能性があるのです。

歯の喪失が招く全身への悪影響

「噛む」という動作は、ただ食べ物を飲み込みやすくするだけではありません。
噛むことは、脳を刺激し活性化し、食欲をコントロールしたり、お口の健康を維持するなど、さまざまな効果があります。
そのため、歯を失って噛めなくなってしまうと、さまざまな悪影響が懸念されます。
歯を失ってしまったら、ブリッジ・入れ歯・インプラントといった歯を補う治療を行い、咀嚼機能を維持することが大切です。
たとえ1本の歯であっても、抜けたままにしていると、他の歯や歯並びに悪影響を及ぼします。
歯を失うことがないように、病気の予防に努めるのはもちろん、歯を失ったら抜けたままにしないことが大切です。
また、小さな頃から歯並びが悪いと、噛むといった機能が低下し脳の働きを悪くし、学習機能の低下なども招きます。

全身への悪影響

認知症リスクが高まる

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 歯科衛生士2

ほとんどの歯を失っていながら、入れ歯などを使用せず歯がない状態を続けていると、自分の歯が20本以上残っている人に比べて、認知症の発症リスクがおよそ1.9倍に高まるという調査結果があります。
また、あまり噛めない人は、何でもよく噛める人と比較すると1.5倍認知症の発症リスクが高まるというデータもあります。
つまり、残っている歯が多い人ほど、認知症発症リスクが下がるということです。
噛むという行動は脳に色々な刺激を与え、脳の血流量を増やします。
しっかり噛むためには自分の歯を1本でも多く残すことが大切です。
また、歯を失ってしまった場合には、抜けたままにせず、適切な歯科治療により咀嚼機能を回復することが大切です。

脳血管疾患のリスクが高まる

脳血管疾患は介護が必要になる主な原因の一つです。
そして、突然死を招くことで知られている恐ろしい病気のひとつです。
歯を失うことは脳血管疾患リスクを高めることにもつながります。
それは、歯の喪失で噛めないことにより、食べ過ぎを招きやすくしてしまうことが原因です。
それにより、高血糖や脂質異常の原因になり、脳血管疾患のリスクが高まります。
しっかり噛むために歯を守り、食生活の乱れを招かないようにすることが大切です。
また、脳血管疾患は歯周病との関係も深く、歯周病の人は歯周病でない人に比べて、脳梗塞になる可能性が2.8倍にも高まることがわかっています。

残っている歯も失いやすくなる

抜歯が必要になったら、その箇所を補うための治療(補綴治療)が必要となります。
しかし、歯が抜けたまま放置してしまうと、歯並びの乱れを招きます。
また、歯がなく噛めないことから、偏った噛み癖がつき、さらに悪い歯並び・噛み合わせを進行させてしまいます。

歯が抜けたまま放置してしまうと起こる悪影響

歯並びや噛み合わせが悪くなると、口の中が不衛生になりやすく、特定の歯に負担がかかると、その歯を失うリスクを高めてしまいます。
歯は、上下・両隣の歯と接触することにより、安定した位置を維持しています。「1本くらいなくても問題ない」ということはないのです。

胃腸に大きな負担をかける

よく噛んで食べると、食べ物が小さく粉砕され、消化しやすいかたちになります。
さらに、咀嚼には唾液の分泌を促進する効果もあり、消化・吸収を助けます。
唾液には、お口の健康を維持する働きもありますが、消化・吸収を助ける消化酵素としての働きもあります。
よく噛むことは、咀嚼によるこれらの働きによって、消化・吸収をスムーズにし、胃腸の負担を軽減します。

栄養状態の悪化と体力の低下

失う歯の本数が多くなるほど、咀嚼機能が低下しやすくなります。
硬い食品を避けるようになり、噛まなくても食べられる、やわらかい食品ばかりを摂取するようになります。
これにより、摂取する食品の偏りや栄養状態の悪化を招いてしまいます。
栄養バランスが乱れた状態が続くと、筋肉量の低下を招き、運動能力の低下や運動量・体力の低下を招きます。
このことが、さらなる栄養状態の悪化や体力の低下を招き、悪循環に陥る場合もあります。栄養を摂取するという面だけでなく、食べる楽しみを感じることは、生きる力の源でもあります。
栄養状態や体力を維持するため、そして、QOL低下を防ぐため、「噛める歯」を守り、バランスの良い食事を心がけることが大切と考えられます。

歯周病

歯周病は日本人の8割が罹患しているとも言われています。
近年は低年齢化が指摘されています。
子供にも全体の4割程度に、軽度の歯周病(歯肉炎)症状がみられるという報告もあります。
今や歯周病は、大人も子供も注意しなければならない病気となっているのです。
歯周病の恐ろしさは、歯を失う原因となることだけではありません。
歯周病は糖尿病とも関連しています。
糖尿病の人は歯周病になりやすく、糖尿病と歯周病が相互に影響し合うことがわかってきています。
歯周病になると糖尿病の症状が悪化しやすく、歯周病の症状改善が糖尿病の改善につながることがわかっています。
つまり、歯周病と糖尿病のどちらも治療しなければ、どちらの症状も改善しないということです。

全身の健康とQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上には予防歯科が大切です

口の中の健康は全身の健康、そしてQOLに大きく影響しています。歯を失うことは社会性にも大きく影響するため、心の健康にも悪影響を及ぼしかねません。 噛むための歯を守ることが、QOL、さらには健康寿命を延ばすことにつながります。
歯を守っていくための取り組みが早い段階から必要であり、予防歯科が大変重要となってきます。


健康寿命を延ばすためには、歯は大変重要になります。
常日頃から口腔ケアを怠らないようにしていきましょう。

子供の矯正と大人の矯正の違い

こんにちは。
墨田区鐘ヶ淵 鐘ヶ淵駅西口より徒歩3分の歯医者
「にしざわ歯科医院」 院長 西澤克哉です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。


子供の時から矯正するのか、大人になってから矯正するのかで、全く別の治療方法になります。
また、矯正治療は始める時期によって使う装置や治療方法は全く異なります。

『早くから矯正治療を開始したほうが良いのかしら?』
『痛そうだから、小さい時からさせないほうが良いのかな?』
『先生は小さい時から行ったほうが良い!と言うけど…。』

このように色々な話を耳にします。

では、子供の矯正と大人の矯正、どのような違いがあるのでしょうか?
今回はこのことについてお話しさせていただきたいと思います。

大人と子供の矯正治療の違いについて

ここで言う「子供の矯正治療」とは、乳歯が生えている状態で開始する矯正治療を指します。
そして、すべての永久歯が生え揃っている状態での矯正治療を「大人の矯正治療」と表現していきます。

大人の矯正治療

大人になってから行う矯正治療の目的は、現状の骨格にあわせて歯を動かし歯並びを改善していくことです。
大人の矯正治療の場合、歯並びの土台となる顎の形状(骨格)は定まってしまっているため、その範囲内で最適な歯並びを目指していきます。
まず、すべての永久歯が生え揃ってから行う大人の矯正治療ですが、大体永久歯がすべて生え揃うのは、個人差はありますが、大体12歳〜18歳の間と言われています。
そしてこの時期から行う矯正治療を大人の矯正と言います。

世間一般に知られている矯正治療とは、歯にブラケットと呼ばれる矯正装置をつけワイヤーを付けて引っ張りながら行うワイヤー矯正や、今注目されていて多く行われている透明のマウスピースを使って矯正治療を行なっていく、アライナー矯正(インビザラインという言葉で有名です)があります。
大人の矯正治療の場合歯が並ぶスペースがない場合が多くの症例で見られ、抜歯をすることで隙間を作り、歯並びを整えていきます。

子供の矯正治療

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 学齢期2

子供の矯正治療の目的は、将来的にこうなるであろう骨格を予測し、顎を広げながら悪い部分を改善していく治療であることです。
子供の矯正治療は、乳歯歯列もしくは混合歯列(乳歯と永久歯が混ざって存在する時期)に開始します。
おおよそ小学生から中学生になるぐらいまでの時期に行う治療(Ⅰ期治療)と、大人の歯が揃った時期から開始する(Ⅱ期治療)の2段階に分けて矯正治療を行います。

Ⅰ期治療(5歳〜11歳ごろ)は顎の成長を促しつつ、前歯と奥歯の生え方をコントロールしていき、永久歯が並ぶスペースを作ることを目的として行います。
具体的な治療方法としては、取り外しができる拡大装置や、顎の成長を促す装置などの矯正装置を使用して、永久歯が出やすい環境を整えたり、歯の生えてくる方向を修正したりしていきます。

Ⅱ期治療(12歳〜)は大人の矯正治療とほぼ同様な手順で歯並びをキレイに整えていく治療になります。

子供の矯正治療のメリットは

墨田区 歯医者 にしざわ歯科  歯が早く抜けた

成長を期待した治療ができる

子供の矯正治療の最大なメリットは、身体の成長を利用できることにあります。
下顎を前に成長させたり、もしくは上顎の歯列を拡大し成長させることができます。
これが最大のメリットになります。
成長を利用した矯正治療は成長が止まってしまった大人の場合には行いたくてもできません。

抜歯の可能性が減る

成長を利用した治療により、骨格的な前後の不調和がなくなります。
このように子供の矯正治療では、次に生えてくる永久歯が綺麗に並ぶようにスペースを作る治療を行います。
そのため、大人の矯正をするⅡ期治療のときには、抜歯をする必要がないケースがほとんどです。
できるだけ健康な歯は抜かずに残しておきたいです。
将来的に矯正治療をするつもりなのであれば、子供の頃から矯正治療をお勧めする要因の一つになります。

横顔がきれいになる

骨格的な不調和が改善されるため、横顔もきれいになります。
出っ歯に見られるケースではでは、上顎と下顎のバランスが良くなるため、口元が横から見た場合にきれいになります。
また、受け口の方は下顎が出ている印象がだいぶなくなります。

顎の歪みを抑制できる

歯が変な方向から生えてくると、その歯並びのせいで、顎が歪んでしまうことがあります。
早期に顎の歪みを発見できれば、子供の矯正治療によりその悪い歯並びを治すことによって、顎の歪みを正すことができます。

小児矯正で使う矯正器具

拡大装置

狭窄している歯列を、奥歯のポジションを調整しながら広げていく装置のことを言います。固定式の物と取り外しができる物があります。

リンガルアーチ

歯の裏側から固定式の矯正器具をつけて、歯を動かしたり、その位置へ固定したりします。

このように骨格の成長を利用した矯正装置を使いながら治療を行なっていきます。

大人の矯正治療のメリットは

○口元の見た目がキレイになりコンプレックスが解消される
○噛み合わせが良くなり顎関節症などのリスクが低くなる
○虫歯や歯周病になりにくくなり歯の寿命が長くなる
など

何より、見た目がキレイになり長年のコンプレックスが解消し、人前で話すことが嫌じゃなくなったなど精神面でのメリットが大きいです。
もうよい年になったし歯列矯正を始めるのは遅すぎるかな…と相談される方が多くなってきています。
矯正治療に関してはいつ開始しても遅いということは決してありません。
歯を支える顎の骨(歯槽骨)がしっかりしていれば何歳になっても、歯列矯正をすることができます。
いつまでも健康な歯で食事がしたいと、50代以上の方でも矯正治療を始める方もいらっしゃいます。
私自身も46歳の時に矯正治療を行いました。
矯正治療は見た目が綺麗になるだけでなく、噛み合わせが良くなりしっかりと噛めることで全身への健康にも良い影響を与え続けます。

矯正治療の期間や費用

子供の矯正と大人の矯正治療の費用はどれくらいかかるのでしょうか?

子供の矯正治療の期間や費用

子供の矯正治療のⅠ期治療にかかる期間は、お子様の歯の状態により異なりますが、概ね1年〜6年程度です。
軽度なものであれば1年ほどで改善されますが、難しいケースの場合ですと長い期間矯正装置を使い続ける必要があることもあります。
そして費用に関しては、Ⅰ期治療では当院では33万円(消費税込み)になります。
1期治療ではいろいろな装置を使って行なっていきますが、すべての経費を含んでの金額になります。

Ⅱ期治療に移行する場合は当院では大人の矯正金額から、1期治療の金額を除いたものになります。
費用としては33万〜66万円(消費税込み)になります。
Ⅱ期治療の期間は大人の矯正治療同様に2〜3年程度になります。

大人の矯正治療の期間や費用

大人の矯正治療にかかる期間は概ね2年〜3年程度です。
しかし、重度の不正咬合の方などは3年以上かかることもあります。
費用に関しては、ブラケットによる矯正治療かアライナーの矯正治療で異なりますが、当院では66万円〜99万円(消費税込み)になります。


いかがでしたか?
違いが少しわかっていただけましたでしょうか?
矯正治療は目的や価値観によって開始時期は異なります。
お口のことでお悩みの方はぜひ歯科医院を受診され、ご相談しれ見てください。

悪い歯並びを放置するデメリット

こんにちは。
墨田区鐘ヶ淵 鐘ヶ淵駅西口より徒歩3分の歯医者
「にしざわ歯科医院」 院長 西澤克哉です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。


「歯並び悪いけど大人になれば治るのかしら !!」
「前歯出てるけど愛嬌があって良い感じ !!」
「顎がしゃくれてきた !! どうしましょう?」

日本人は、欧米人と比べると「顎が小さい」ので歯並びも乱れがちです。
色々な不正咬合が多いのが特徴です。
そうした悪い歯並びを治療せず放置すると、さまざまなデメリットが生じます。

今回はこの「悪い歯並びを放置するデメリット」を中心にお話しさせていただきます。


お子様の歯並びが他の方に比べて悪い場合、矯正治療を受けさせるべきか、そのままにしておいたほうが良いのか悩まれるケースが多いのではないでしょうか?

歯科医師の立場から話させていただきますと、結論として小児矯正をおすすめします。
理由を含めお話しさせていただきます。

悪い歯並びとは

まず「悪い歯並び」とはどのような状態なのかを知っておきましょう。

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 学齢期2

出っ歯

上顎の前歯が前方に飛び出した状態です。
下唇を噛む癖や、指しゃぶりなどが原因で起こります。
また、遺伝的要素や成長過程でのアンバランスが原因とされる場合もあります。
出っ歯のお子様は、前歯が前方に突出しているため、唇を押し出してしまい、口が閉じにくくなります。
そのため、唾液の分泌量が減って虫歯や歯周病になりやすいです。

オープンバイト(開咬)

墨田区 歯医者 にしざわ歯科  開咬

上の歯と下の歯を噛み合わせた際、前歯に隙間ができて噛み合わない状態のことを言います。
指しゃぶりを長期間続けたり、口の周りの筋肉が弱かったりすることが原因で起こると考えられます。
前歯同士が噛み合わないため、奥歯に負担がかかってしまい、歯や顎を痛めてしまう可能性があります。

乱ぐい歯(叢生)

歯の大きさが大きかったり、顎が小さいことが原因で、歯の生えるスペースが狭いためガタガタに歯が並んだ状態のことを言います。
歯並びがガタガタなので見た目でも目立つケースが多いです。
歯と歯が重なり合っている部分が多いため、歯磨きがしにくく虫歯や歯周病になりやすいのはもちろんのこと、口臭の原因になります。

すきっ歯(空隙歯列)

歯と歯の間に大きな隙間が生まれている状態のことを言います。
先天的な理由や、生まれつき歯の本数が足りないことや、歯が小さいことなどが原因で起こります。
すきっ歯のまま放置していると、食べ物のカスが歯と歯の隙間に挟まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。
息が歯と歯の間から漏れてしまい発音が悪くなることも問題です。

受け口(反対咬合)

下の前歯、もしくは下顎が前方に突出している状態のことを言います。
骨格的な影響を受け、顎がしゃくれ上がることも特徴といえます。
遺伝的要因や、口呼吸の癖、下顎を前方に突き出す癖などが受け口になる主な原因とされています。
また、発声がしにくい、唇が閉じにくい、発音がしにくいといった問題が起こります。

悪い歯並びを放置した場合のリスク

子どもの悪い歯並びの放置はおすすめしません。
歯並びが悪いことが原因で、色々な悪影響をもたらします。
子どもの悪い歯並びを放置すべきでない理由をご説明します。

虫歯や歯周病に罹患するリスクが上がる

歯並びが悪いと、歯垢や歯石が溜まりやすく、虫歯や歯周病を引き起こしやすくなります。
日本人の不正咬合で1番多いのは歯がデコボコに生えてくる叢生です。
歯が重なり合っているため、ブラッシングによる歯垢の除去が難しいのが特徴です。
受け口や出っ歯の場合では、上下の唇が閉じにくくなることに注意が必要です。
口を開けたままの状態が長いと口腔内が乾燥し、雑菌が繁殖しやすくなります。
そのことから虫歯や歯周病になりやすくなります。

食べ物が噛みにくくなる

歯並びが悪いと噛み合わない場所が生まれ、食べ物を上手に噛目無くなります。
硬い物が食べにくいせいで強く噛み合わせなくなり、顎への刺激が少なくなり、顎の成長が止まってしまう場合もあります。
また、噛み合わせが悪いと食べ物をしっかり噛み砕くことができず、唾液も十分に分泌されず、消化しにくい状態のまま嚥下されてしまい、胃や腸などの負担が増加し、消化器系の疾患になりやすくなります。

発音がしにくくなる

歯と歯の間に隙間がある場合は、空気が漏れて発音がしにくくなります。
とくに受け口の場合は舌の位置まで変わるため、周囲の人が言葉を聞き取りにくくなるせいで、コミュニケーションに問題が生じる恐れがあります。
サ行・タ行・ナ行・ラ行は、歯の裏側に舌をくっつけて発声しますが、歯のすき間から息が漏れてしまうような歯並びの場合、明瞭な発音が難しくなります。

顔貌が変化してしまう

歯並びが悪いと、噛み合わせに問題を抱えるケースが多いのが問題になります。
噛みやすい片側ばかりで噛む偏咀嚼などが起こりやすくなります。
偏咀嚼は、顎や口周りの筋肉の左右バランスを崩し、顔面の左右非対称や歪みなどを起こしてしまいます。
正面からの顔貌が歪んで見えるケースをよく見かけます。

顎関節症になりやすい

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 顎関節症2

顎関節症とは、顎の関節や顎を動かす咀嚼筋に異常が起こり、「顎が痛い」、「口が開きにくい」、「変な音がする」、「ものが噛みにくい」といった症状が現れる病気です。
顎に何らかの症状を持つ人は全人口の7~8割に上るとされています。
顎関節症の原因には様々なものがありますが、歯並びや噛み合わせの悪さからくるものが多いとされています。
不正咬合によって歯と歯が噛み合うところが限られていると、特定の歯に過剰な力がかかってしまいます。
人間の噛む力は非常に強く、就寝中に歯ぎしりや食いしばりなどの行動がある場合は、更に歯に負担がかかっています。
過剰な負荷がかかった力は歯から顎に伝わり、顎関節に悪影響を与えます。

子どもの歯並びを悪化させないためには

口呼吸をやめさせる

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 口呼吸2

鼻詰まりなどで口呼吸が癖になっている子どもは多くいます。
口呼吸で口が開きっぱなしになっていると、口周りの筋肉が緊張せず発達しません。
それが原因で特に上顎の発達が妨げられ、歯並びにも影響を与えます。
口呼吸しているようならすぐに止める努力をさせてください。

指しゃぶりの癖

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 指しゃぶり1

指しゃぶりを長時間続けると、指の圧力で上の前歯が前方に押し出されてしまいます。
また、指の吸引力により内側に引っ張られ、開咬の症状が現れます。
指しゃぶりは1~2歳の時点では習慣的に行いますが、段階的に減り、5歳までになくなることがほとんどです。
しかし、5歳くらいになっても指しゃぶりの癖が抜けない場合、歯並びに大きな影響を与える恐れがあるため、注意が必要です。

食事ではよく噛む

食事ではよく噛んで食べるように指導しましょう。
よく噛むことで、口の周りの筋肉が成長し、唇をしっかり閉じるといったこともできるようになります。
筋肉を鍛えることにより、顎の発育も促します。
顎の形、大きさををしっかり成長させ安定させることで、きれいな歯並びを整える環境が作られます。

子どものうちに歯並びを矯正した方が良い理由

お子様の歯並びが悪いと感じたら、小児矯正による歯並びの改善治療が良いと思われます。
成人矯正と小児矯正は治療内容が全く異なります。

小児矯正は2ステージで矯正治療する

Ⅰ期治療

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 小児矯正

3歳~12歳くらいまでの永久歯が完全に生えそろう前に行う矯正です。
成長期の特性を利用し顎の発育のコントロールを行なっていきます。
この時期に歯の出てくるスペースを作って行ったり、永久歯が生えやすい環境を整えていきます。
よってこの時期の治療で不正咬合を極力減らし、次のⅡ期治療へとスムーズに移行できます。
このⅠ期治療で軌道修正ができ終了というケースも多く見られます。

Ⅱ期治療

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 矯正痛い1

永久歯に生え揃ってから行う治療です。
1期治療によりベースと整えた環境を利用し、歯並びの改善を行なっていきます。
ある程度悪い環境から改善されているため、短期間の治療で効率良く歯列矯正しやすくなります。
成人矯正では歯のデコボコを治すため、抜歯するケースがほとんどです。
しかし、Ⅰ期治療で顎の成長をうまくコントロールできたケースでは、抜歯本数が少なかったり、抜歯をしないで済むケースもあります。
このことは将来に渡り大変重要なメリットになります。
子どもの歯は大人よりも歯が動きやすいということも大変重要なメリットであるため、矯正による負担も減らせるのが期待できます。


子どもの悪い歯並びを放置すると、症状が悪化したり、虫歯・歯周病の原因になったりします。
歯を並べる基礎になる顎の成長を促せるⅠ期治療から始められる点は小児矯正の大きなメリットです。
ですのでお子様の歯並びが悪いと感じたら、矯正治療はできるだけ早く始めましょう。

 

お口ポカーン について

こんにちは。
墨田区鐘ヶ淵 鐘ヶ淵駅西口より徒歩3分の歯医者
「にしざわ歯科医院」 院長 西澤克哉です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。


「あら、うちの子お口が開きっぱなしだわ !!」
「お口がポカーンとしているぞ !!」

なんて感じたことはありませんか?

小さいお子さんのうちは可愛らしく見えますが、ある程度大きくなってからもお口が開いたままだと、ちょっとだらしなく見えてしまいます。

今回はこの「お口ポカーン」についてお話しさせていただきます。


墨田区 歯医者 にしざわ歯科 口ポカン3

当院の患者さんの中にも、テレビを観ているときや、寝ているときなどにお口がポカーンと開いている症状があるお子様子は少なくありません。
実はこのお口ポカンは列記とした『病気』なんです。
そして他の病気を誘発する『要因』にもなりうります。
今このお口ポカンとは診断用語では「 口唇閉鎖不全症 」と呼ばれる疾患となります。

ですから、正しい治療法によってしっかり治していく必要があります。

新潟大学などの研究チームによると、日本人の子どもの3割で日常的に口が開いているとされています、
いわゆる『お口ポカーン』の症状が見られることがわかったと発表しました。
小児歯科医院を受診する3歳から12歳のおよそ3,400人を対象として、その保護者にアンケートを実施したところ、子どもの30.7%が、お口ポカンを示していたということで、研究チームは、『お口ポカーンは現代の新たな疾病だ』と指摘しています。
研究チームは、「子どもの『お口ポカン』は、成長期においては自然治癒が難しい疾病であると考えられる」としています。

お口が開いてしまう原因

お口をポカーンと開けたままにしてしまうのはお子様の不注意と思われがちですが、そこには「お口を閉じるのが難しい理由」が隠れている可能性もあります。
その1番の原因は口呼吸とされています。

小児の口呼吸と関連するチェック項目

✧ 唇にしまりが無い
✧ 日中よく口が開いている
✧ 唇が乾燥している(上唇がめくれている)
✧ 出っ歯である
✧ 唇が厚い
✧ 口を開けて眠る
✧ 口がよく乾いている
✧ 上唇と下唇との間から歯が見える
✧ くちゃくちゃ音を立てて食べている
✧ 食べているときに口を閉じている
✧ 日中や睡眠中に鼻が詰まっている
✧ 口臭がある
✧ いびきをかいている
✧ 喘息である
✧ 花粉症である
✧ 猫背である
✧ 食事中に水分をあまり取らない

などが考えられます。

一つでも当てはまる場合は、口呼吸をしていると思っていただき、なんらかの治療を行なっていく必要があります。

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 口ポカン2

お口ポカーンのデメリット

実はこの口呼吸(お口ポカーン)はとっても危険なことなのです。
どのようなデメリットがあるのでしょうか?

虫歯になりやすくなる

口呼吸によってお口の中が乾燥してしまうと、唾液が分泌されにくくなってしまいます。
通常、歯は唾液に含まれる成分によって初期の虫歯を修復していきます。
ですが、唾液が少なくなってしまうとこの働きが弱くなり、虫歯の進行がすすんでしまうとされています。
また、唾液にはリゾチームといった酵素も含まれており殺菌作用もあります。

歯周病になりやすく、口臭もきつくなる

唾液の量が少なくなると、唾液の殺菌作用によって洗い流されていたお口の中の細菌も繁殖しやすくなってしまい、歯周病に罹患しやすくなります。
お口の中の細菌の量が増えると歯周病の原因だけではなく、口臭の原因になる菌も増殖し、結果口臭もきつくなってしまいます。

 出っ歯になりやすい

口呼吸をしていると、上顎の成長に影響が出てしまいます。
通常、お口を閉じている状態では舌が上顎にくっついている状態になっていて、この舌の力によって上顎が広げられることで成長していきます。
ですが、口呼吸により口が開いている状態だと、上顎を広げるための力が作用しません。
上顎が正常に広がらないと、歯が生えてくるスペースが確保できず、歯が前に飛び出してしまい、出っ歯になってしまいます。

顔にゆがみが発生しやすい

口呼吸の人は唇に力が入らないため、お口の周りの筋力がどんどん低下してしまいます。
そのため、頬や口元の筋肉はたるみ、お口の筋肉とつながっているお顔全体の筋肉にも影響し、目元まで垂れ下がってしまいま。
また、写真人のようなアデノイド顔貌と呼ばれる独特の顔つきになってしまう事にもつながります。

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 口ポカン1

インフルエンザなどのウィルス性疾患に感染しやすい

鼻呼吸をしている人の場合は空気中のウイルスやほこりを鼻から吸い込んでも、鼻毛や鼻水などがフィルターとして働き、ウイルスや細菌のほぼ全てを防いでいると報告されています。
しかし反面、口呼吸をしている人の場合、このフィルターが機能せずウイルスが口腔内から直接体内に入ってしまうため、インフルエンザなどのウィルス性疾患に感染しやすくなってしまいます。

 いびきや睡眠時無呼吸症候群を引き起こしやすい

口呼吸は、いびき発生の原因にもなります。
いびきをかいている状態では熟睡できず、疲労もなかなか取れなくなります。
また、口呼吸により舌に力が入りにくくなってしまうと、睡眠時に舌が起動を塞いで睡眠時無呼吸症候群になりやすい状態を作ってしまいます。

口唇閉鎖不全(お口ポカーン)治療法

耳鼻咽喉科への受診

アレルギー性鼻炎等の慢性的な鼻炎や花粉症によって、どうしても口呼吸せざるを得ないという方は結構いるのではないでしょうか。
当院でも、よく親御さんからそのような話を聞きます。まずは、耳鼻咽喉科での受診をおすすめします。

口腔周囲筋のトレーニング(MFT)

食べる(咀嚼)時、飲む(嚥下)時、発音時、呼吸時の舌や口唇の位置の改善を目的とした各種トレーニングです。 MFTを継続して行うことで口腔周囲の筋肉バランスを整え、癖を直すことができます。

スポットポジション

スポットポジションとは、お口の中の、舌があるべき位置のことです。
上の真ん中の前歯2本の真裏にある膨らみを「スポット」といいます。
舌先がスポットに当たり、舌全体が上顎に吸い付いている状態が正しい位置、つまり「スポットポジション」です。
この位置に舌を正しく持っていけるか、歯科衛生士と練習していただきます。

あいうべ体操

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 あいうべ2

この「あいうべ体操」は、九州にあるみらいクリニックの今井先生が考案されたものです。
「あいうべ体操」は口腔周囲筋をしっかりトレーニングするのに有効で、口呼吸を鼻呼吸に改善していく口の体操のことです。
いつでもどこでも誰でもできる「あいうべ体操」は地道に続けると、舌に力がついてきて自然に口を閉じることができるようになります。
そして、口を閉じるということは鼻で呼吸をしっかりしているということを表します。

 乳歯が残っている時期からの矯正治療

口呼吸がひどく口蓋(上顎の窪み)が深い場合は積極的に上顎の歯列の拡大治療を行い、そのことで気道の通りをよくします。
このことはとても成長期の大事な治療になりますので、思い当たる方はぜひ歯科医院を早期に受診されていただきたいです。


いかがでしたでしょうか?

口ポカーンは病気であることが理解いただけたでしょうか?

お子様で思い当たる方がいらっしゃいましたら、早い時期に1度歯科医師にご相談ください。

乳歯が早く抜けてしまったら

こんにちは。
墨田区鐘ヶ淵 鐘ヶ淵駅西口より徒歩3分の歯医者
「にしざわ歯科医院」 院長 西澤克哉です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。


『 他の子に比べてすごく早く乳歯が抜けてしまった‼️ 』
『 まだ4歳なのに歯が抜けちゃった‼️ 』
『 虫歯がひどくて歯が見えなくなちゃった‼️ 』

など乳歯が早く抜けてしまって心配になられる親御様は多いのではないでしょうか?

今回は『 乳歯が早く抜けてしまったら 』についてしっかりお話しさせていただきます。

墨田区 歯医者 にしざわ歯科  歯が早く抜けた

乳歯が早く抜けてしまったら

乳歯は永久歯が出てくる時期になると自然と抜け落ちその役目を終えます。
ところが生え変わりの時期よりも前に、ひどい虫歯などが原因で乳歯を抜かなければならないケースはたくさん見かけます。
そのことは後から生えてくる永久歯の歯並びに影響を与えてしまうということです。
では、もし乳歯が生え変わりの時期よりも早く抜けてしまった場合はどうすればよいのでしょうか。

乳歯が早く抜けた場合の影響

歯並びや顎の成長過程で異常が起こる原因として、実は「早く抜けた乳歯が原因」が占める割合は全体のおよそ20%ほどと言われています。
永久歯が抜けたことで起こる成長過程のトラブルは5%くらいなので、乳歯が早く抜けてしまうことの影響がどれくらい大きいか理解していただけると思います。

乳歯が早く抜けるのはどうしてよくないのでしょうか?

乳歯は上下左右合わせて20本あります。
大人の歯は親知らずを除いて28本です。
乳歯の下から大人の歯、つまり永久歯が生えてくることで次第に歯がグラグラし、自然と抜け落ちます。
乳歯は永久歯の生え変わりを待って役目を終了します。
乳歯の歯並びは永久歯の歯並びにも大きく関わるため、乳歯は生え変わりまで大切にしておかなければいけません。
乳歯が早く抜けてしまった場合のトラブルとして以下のようなことが考えられます。

乳歯が抜けた周囲の歯が動く

乳歯が早く抜けてしまうと乳歯があった場所には隙間ができます。
隙間の周囲にある歯は今までは抜けた乳歯によって支えられていました。
乳歯が抜けるということは、支えとなる歯がなくなったということなのです。
このため、抜けた乳歯の周囲の歯が、抜けた隙間に向かって色々な方向に動き始めます。
隣の歯は隙間に向かって傾いてきて、噛み合わせていた歯は伸びてくるといったように歯が自由に動き始めます。

抜けた乳歯の後から出るはずの永久歯が変な位置から生えてくる

抜けた乳歯の下には永久歯が育っていて、生えてくる時期を待っています。
早くに抜けてしまってできた隙間に向かって、時間が経てば経つほど周囲の歯が動き寄ってきます。
このため、本来生えてくるべき永久歯が生えるスペースがどんどん狭くなってきてしまいます。
それでも永久歯は出てこようとして、本来の歯並びからずれた位置に出てくることになります。
よく見られるのが上の歯の犬歯が八重歯になってしまうケースです。

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 笑顔10

乳歯が早く抜けた場合の対処法

では、乳歯が早く抜けてしまった場合、じっと待つしかないのでしょうか。
そんなことはありません。

保隙と保隙装置

乳歯が早期に抜けてしまった場合には保隙(ほげき)治療を行います。
保隙とは読んで字のごとく歯の隙間を保つことです。
永久歯がしっかり出てくるまで隙間を保ち続け、永久歯の萌出を待ちます。
この隙間を保ち続けるためにお口の中に装置を付け、治療を行いますます。
この装置のことを保隙装置と呼びます。
以前と異なり、現在では保険診療の適用を受けた保隙装置もあります。

保隙の注意点

保隙は、あくまでも乳歯があった場所の隙間がなくならないようにするための処置であり、保隙装置はその目的のためだけに作られる装置です。
ですので、隙間がなくなることで生じる歯列不正を予防することはできても、癖などその他の理由で生じる歯列不正まで防ぐことはできません。

保隙装置の種類

保隙装置は、歯に直接接着させて使用する固定式保隙装置と、取り外しできる可撤式保隙装置の2種類が主に使われています。

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固定式保隙装置

固定式保隙装置としては以下のような物があります。

クラウンループ
クラウンループは、乳歯に太い針金のついたクラウンという被せ物をつけて隙間を守る保隙装置です。

バンドループ
バンドループは、歯に太い針金のついた矯正用のバンドを巻くタイプの保隙装置です。

クラウンバー・インレーバー
クラウンバーやインレーバーは、クラウン、もしくはインレーという詰め物から太めの棒状の金属を伸ばしている保隙装置です。

ディスタルシュー
ディスタルシューは、最も後ろにあたる乳歯である第二乳臼歯がなくなった場合の保隙装置です。
第二乳臼歯の後ろの第一大臼歯という永久歯がきちんと生えてくるように誘導するのが目的です。

リンガルアーチ
リンガルアーチは、舌側弧線装置ともよばれ、左右に1本ずつ奥歯にバンドをつけて、バンドを太い針金で繋げ、その針金から細い針金を伸ばして隙間を守る保隙装置です。

可撤式保隙装置

可撤式保隙装置は、入れ歯のようなものをいれ、金具を歯にかけて安定を図るタイプの保隙装置です。
小児義歯ともいいます。
固定式保隙装置と比べると、サイズが大きく違和感も大きいのですが、抜けた乳歯がたくさんあるような場合に対応できるのが利点です。
矯正装置と同じように、保隙装置が付いていると装置の周りに汚れが溜まりやすくなります。お子さんがまだ小さいうちは、保護者の方が仕上げ磨きを行い、お口の中を清潔に保ってあげることも大切です。

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いかがでしたでしょうか?
乳歯は抜けちゃう歯だからどうでもよい。
と軽く考えられた方もいらしゃったと思います。
乳歯の早期脱落は後継永久歯にも悪い影響を与えるだけではなく、噛み合わせや姿勢にも影響します。
周りのお子様達よりかなり早い時期に乳歯が抜けてしまった場合は、早期に歯科医院を受診されるようにしてください。

前歯の隙間が気になる

こんにちは。
墨田区鐘ヶ淵 鐘ヶ淵駅西口より徒歩3分の歯医者
「にしざわ歯科医院」 院長 西澤克哉です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。


『 前歯の真ん中に隙間があって気になる‼️ 』
『 全体的に隙間があって気になる‼️ 』
『 小さい歯があって隙間がある‼️ 』

今回は前歯の隙間、『 歯のすきっ歯 』についてしっかりお話しさせていただきます。

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 姿勢2

すきっ歯とは

歯と歯の間に隙間が空いている状態をいう言葉で、特に前歯のすき間が広い人は「すきっ歯」と言われ、目立つことを気にされている方も多いものです。
歯科ではすき間の多い歯並びを「空隙歯列」(くうげきしれつ)、特に前歯に隙間がある状態を「正中離開」と言います。空隙歯列は日本人の歯並びの中でも「叢生(でこぼこした歯並び)」、「上顎前突(出っ歯)」に次いで多い歯並びとされています。

すきっ歯になる原因について

遺伝的に歯が小さい

遺伝的に歯が小さい場合、通常の歯に比べると歯と歯の間に大きくスペースが開いてしまうため、すきっ歯になりやすくなります。
顎が大きくて歯が小さいなど、顎のサイズと歯の大きさのアンバランスが生じる場合、すきっ歯になる原因の一つです。
またサイズだけでなく遺伝的に歯の形が生まれつきに悪い場合も隙間が開きやすく、すきっ歯になる確率が大きくなります。

歯が生えてこなかった・本数が少ない

成人の歯は親知らずを除くと上下合わせて28本です。
通常より歯の本数が少ない方は、すきっ歯になりやすい傾向があります。
まれに生えてくるはずの歯が生えてこなかったり、先天的に歯の本数が少ない場合は生えてくる予定だった場所にスペースが空くことですきっ歯になってしまいます。
生えるはずの歯が歯肉や顎の骨に埋まっている場合、生えてくるはずだったスペースが空いてすきっ歯になってしまいます。

過剰歯がある・本数が多い

通常よりも歯が少ないことですきっ歯になることがありますが、逆に通常より歯が多い場合でもすきっ歯になる可能性があります。
上の前歯の間にある顎の骨に「過剰歯」と呼ばれる歯が埋まっていることがあります。
過剰歯が上の前歯の間にある場合、過剰歯に押されることで前歯の距離が離れてしまいます。
過剰歯は歯茎から出ていないことが多く、レントゲンによる検査が必要です。

上唇小帯の付着異常

上の前歯の中央から歯茎に伸びる繊維のひだを「上唇小帯(じょうしんしょうたい)」と呼びます。
すきっ歯の原因の一つに、先天性のこの上唇小帯の付着異常があります。
歯茎に付着する位置や筋の太さには、個人差があります。
上唇小帯が歯の根元近くまで伸びていると、前歯同士に間が空いてしまい、すきっ歯になりやすくなります。

舌や唇の癖

日頃、舌先で前歯の裏を押していると、前歯が前方に倒れ、歯と歯の間に隙間が生じやすくなります。
また、下唇を噛んだり指しゃぶりをしたりすると、上の前歯が外側に押し出されてすきっ歯の原因となります。

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 すきっ歯

歯周病

歯周病になると、歯を支える骨が弱くなり歯が動き、すきっ歯になりやすくなります。
歯周病は、細菌が原因で起こり、炎症がもたらすことによる病気です。
歯周病が進行すると、歯がぐらついて動くことにより、すきっ歯になってしまいます。
歯茎は加齢と共に下がるため、歯茎の状態に合わせて磨き残しがないように注意が必要です。

歯ぎしり

すきっ歯の原因には、歯ぎしりも挙げられます。
寝ている間や無意識のうちにしている歯ぎしりもすきっ歯の原因の1つです。
歯ぎしりは、長い間歯に強い圧力がかかることが特徴です。
歯ぎしりをしているかどうかは、家族に確認してもらったり歯科医院で歯の状態をチェックしてもらったりすると分かります。

抜歯の影響

歯列矯正には抜歯を伴う方法もあります。
歯列矯正の抜歯は、歯並びを整えるためにスペースを空ける目的で行われます。
歯列矯正後に後戻りが起こりすきっ歯になるケースもあります。

つまようじの影響

食後につまようじを使用する方もいらっしゃるかと思います。
繰り返し歯と歯の間に差し込むことで、隙間が広がってしまうことがあります。

歯の破折

歯が破折することで、歯に隙間ができすきっ歯のように見えてしまうことがあります。
とくに前歯の一部が少し欠けてしまうだけで、大きく隙間が空いたように見えることがあります。
破折をそのまま放置しておくとどんどん隙間が広がってしまうことがあるので、そうなる前に歯科を受診するようにしましょう。

すきっ歯を放置すると

虫歯や歯周病のリスクが上がる

歯と歯の間の隙間が広いと、その隙間に汚れがたまりやすくなります。
自分でしっかりケアできれば良いですが、多くの場合歯ブラシの毛が届きにくく、歯垢(プラーク)や歯石が溜まってしまいます。
そのために虫歯や歯周病にかかりやすくなります。

かみ合わせが上手くいかない

すきっ歯だと上下の歯が上手くかみ合わず、食べづらさにつながることがあります。
かみ合わせが上手くいっていないと、消化に時間がかかるなど胃腸にも影響を与えます。
また歯と歯の間の隙間から空気が漏れてしまうことにより、発音が上手くできなかったり、話しづらさにつながったりします。

前歯のすきっ歯の治療方法

ワイヤー矯正による全顎的治療

墨田区 歯医者 にしざわ歯科 矯正装置

ワイヤー矯正には、歯の表側につけるものと裏側につけるものの2種類があります。
歯の表もしくは裏に矯正装置を装着し、そこにワイヤーを通すことで少しずつすきっ歯を含む全顎的な矯正治療をしていきます。
裏から矯正する場合は噛み合わせが深すぎると装着できないこともあります。

費用は70万円〜ぐらいかかります。

マウスピース矯正による全顎的治療

インビザライン(マウスピース矯正)は、透明なマウスピースを歯に装着してすきっ歯を含む、全体的な歯並びを整える矯正方法です。
マウスピースは取り外し可能で、矯正していることが目立ちにくいというメリットがある反面、ワイヤー矯正よりも時間がかかってしまう場合もあります。
対応できないケースもありますので、1度矯正歯科専門医と相談してみましょう。

費用は90万円〜ぐらいかかります。

ラミネートべニア方法による部分的な回復

気になる部分が隙間だけの場合は、ラミネートベニア方法で改善することもあります。
この方法は歯の表面を少し削り、そこに薄いセラミックを貼り付けることで歯の隙間や色の改善をはかります。
ラミネートベニア法は審美歯科治療にあたります。

費用は1本9万円〜ぐらいかかります。

クラウン・被せものによる部分的な回復

クラウンは審美治療の1つで、気になる部分が隙間だけの場合や、歯の一部が欠けたりしている場所のみに被せものをして見た目を整える治療方法です。
クラウンによる方法はかなり昔から行われている方法で、実績と確実性はあります。
デメリットとしては歯を削る量が多くなってしまうということです。

費用は1本8万円〜ぐらいかかります。

 


すきっ歯はそれぞれ原因によって適する治療法も異なるため、患者さん一人一人にあった治療計画を立てる必要があります。

もちろん、あなた自身の希望もあると思いますが、実際の治療では希望がかなわない場合もあります。

自分にどの治療が適しているのか悩まれている方は、まずは歯科医師に相談しましょう。

すきっ歯は、歯列の治療の中でも難しくないケースが多いです。

どのような治療法があなたの歯に適応され、どのような治療が最適なのか、歯科医師と相談して検討しましょう。

入れ歯痛い原因

こんにちは。
墨田区鐘ヶ淵 鐘ヶ淵駅西口より徒歩3分の歯医者
「にしざわ歯科医院」 院長 西澤克哉です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。


『 入れ歯を入れると痛い! 』
『 入れ歯を入れると物が詰まって、いやだ! 』
『 入れ歯を入れた時は調子が良かったのに! 』

など、入れ歯の痛みを訴える方は非常に多く見られます。

今回は入れ歯が合わないと感じてしまう原因についてしっかりお話しさせていただきます。

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そもそも入れ歯ってなんでしょうか?

入れ歯とは、失った歯を補うための人工歯のことです。
入れ歯には大きく分けて全ての歯を失ってしまった時に入れる総入れ歯と、部分的に歯がなくなったときに入れる部分入れ歯の2種類があります。
部分入れ歯は残った歯にバネを引っ掛けて使っていただくものですが、比較的痛みが出るのは少ないと思われます。

入れ歯が合わないと感じる理由や原因について

入れ歯が合わないと感じる場合の原因はいろいろ考えられます。
それぞれ理由が異なりますのでしっかりお話しさせていただきます。

最初から入れ歯が合わないと感じる場合の原因

抜けた歯が原因でズレや歪みが生じている場合

歯が無くなる前の歯の状態を想定して入れ歯は作られます。
その位置が本来その人の噛み合わせに最適な状態と考えられるからです。
ところが、歯が抜けてしまいそのまま放っといてしまいかなり時間が経過していると、周りの歯が傾いてきてしまったり、噛み合わせや顎の位置が狂ったり、顎を支える筋肉などが徐々にズレていってしまいます。
このような状態になると、元の歯の状態を想定するのが困難になってしまいます。
「入れ歯が合わない」と感じる理由にはこのように、歯を抜けっぱなしにしてしまったことが原因の、ズレからくる影響を受けていることが多いです。

痩せてしまった顎の土手(顎骨)の問題

歯を支えている顎の土手(顎骨)自体が痩せてしまうことによる影響も考えられます。
歯のない状態、あるいは歯が少ない状態が長期間続くと顎が痩せてしまい、入れ歯がうまく合わなくなります。
入れ歯は土手(顎骨)の上にうまく密着できるようにしてハメこむため、顎骨が過度に痩せてしまうと入れ歯と土手が擦れやすくなってしまい、痛みをもたらすことが生じます。
これは歯科医師の技術力があってもうまく解決できない問題かもしれません。
このため、歯が残り少なくなってきたな、と思う場合は放っておかずにできるだけ早めに入れ歯を作ってもらったほうが良いと思われます。
作るタイミングが遅くなり顎骨自体が非常に痩せ細ってしまった場合、クリームタイプの入れ歯安定剤などを使用して、入れ歯との密着度を補うのが一般的です。
ですが、すべてのケースで解決できるとは限りませんから、この点は頭に入れておく必要があります。

入れ歯を長期に渡り使用し続けることが原因の場合

入れ歯を作って最初の頃は調子よく使っていても、時間を重ねると違和感が出てくるケースがります。
その場合には次のようなことが考えられますのでお話させていただきます。

入れ歯を支える顎骨の変化

入れ歯を支える土台となる顎骨は、古い骨と新しい骨の入れ替わり(新陳代謝)によって維持されています。
年齢が増してくるとどうしても新陳代謝が悪くなっていき、骨自体が痩せていってしまうケースが多くなります。
自分の歯ではない入れ歯で噛んでいる場合、顎骨への刺激が少なくなってしまうため、刺激の弱さが原因で骨を細らせてしまうことも考えられます。
このように時間と共に骨が痩せてくると、入れ歯を初めて入れた時との状態に比べ、密着度のズレや入れ歯との間に隙間が生じ、これが痛みの原因になってくることもあります。

入れ歯自体の摩耗によるもの

毎日のお食事などを通して日常的に歯と入れ歯の歯が擦れ合っていると、長年の使用により入れ歯の人工歯がすり減ってしまうことがあります。
そのことが原因で噛み合わせが悪くなってきた場合、うまく入れ歯で噛めなくなり痛みが生じるようになります。

入れ歯に細菌が入り込むことが原因の場合

入れ歯であっても自分の歯と同じように食べカスや歯垢、細菌などが付着します。
特にカンジダとういう菌は入れ歯にこびりついて、口の中にいろいろな悪い影響を与えます。
この菌が原因で、入れ歯が接触する粘膜部分に炎症を起こし粘膜に痛みをもたらせてしまう場合があります。

お湯などによる変形

入れ歯のお手入れの際に熱いお湯を使用して消毒をしていると、熱の影響によって入れ歯の形が変形してしまう恐れがあります。
このため、お手入れの仕方については、その入れ歯の素材に合ったものを事前にしっかりと確認しておくことが大切です。


いかがでしたでしょうか?
入れ歯の痛みは歯の痛みと同様に我慢できない痛みです。
入れ歯が痛いと感じた場合には早期に歯科医院を受診しましょう!!

診療スケジュール

当院へのお電話からの問い合わせは0336110534へ

診療時間
9:00〜13:00
14:30~18:30
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