墨田区鐘ヶ淵、東武スカイツリーライン鐘ヶ淵駅西口より徒歩3分の歯医者 にしざわ歯科医院


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小児矯正の費用はいくらくらい?費用負担を抑える方法も解説!

こんにちは。東京都墨田区、東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」西口より徒歩3分にある歯医者「にしざわ歯科医院」です。

小児矯正の費用のイメージ

小児矯正は、子どもの将来の健康な歯並びを実現するための重要な投資ですが、費用は決して安くありません。治療には数十万円から数百万円ほどかかることもあり、多くの家庭にとって大きな負担となるでしょう。

しかし、費用の負担を軽減する方法も存在します。

この記事では、小児矯正の費用について解説します。負担を抑えるための具体的な方法や、支払い方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

小児矯正の費用はどのくらい?

小児矯正の費用はどのくらいか考える子ども

小児矯正の費用は、治療内容や期間によって大きく変わりますが、全体としては数十万円から百万円前後になることが多いとされています。ここでは、まず全体の費用感をつかんでいただくための目安をお伝えします。

小児矯正は、乳歯と永久歯が混ざっている時期に行う「1期治療」と、永久歯が生えそろってから行う「2期治療」に分けて考えると整理しやすくなります。

1期治療(小児矯正)の費用の目安

1期治療は、顎の成長をコントロールして、永久歯がきれいに並ぶための土台づくりを行う段階です。乳歯と永久歯が混在する6〜12歳ごろに行われることが多く、使用する装置や治療期間によって費用は変わります。

一般的な1期治療の費用相場は、10万円から50万円程度とされています。当院でよく用いる拡大床やマイオブレースなどの装置も、この範囲に含まれることが多いです。

2期治療(本格矯正)の費用の目安

2期治療は、永久歯が生えそろったあとに、歯並びや噛み合わせを細かく整える段階です。大人の矯正とほぼ同じ内容で、ワイヤー矯正やマウスピース矯正を用います。

2期治療の費用相場は、30万円から150万円程度と幅があります。表側ワイヤー矯正か裏側矯正か、マウスピース矯正かなど、選ぶ装置や症例の難易度によって金額が変わります。

1期治療と2期治療を両方行う場合のイメージ

1期治療のみで十分な結果が得られ、2期治療が不要になるお子さまもいれば、1期治療で土台を整えたうえで2期治療まで行うケースもあります。両方行う場合は、合計で数十万円から百数十万円程度になることが多いとお考えください。

小児矯正の費用相場と内訳

小児矯正の費用を計算する人

小児矯正にかかる費用は、「矯正を始める前」「治療中」「治療後」の3つの段階に分けて考えると整理しやすくなります。それぞれの段階でどのような費用が発生するのかを把握しておくことで、トータルの負担をイメージしやすくなります。

矯正前にかかる費用

矯正治療を始める前には、初診相談や精密検査・診断などの初期費用がかかります。ここでは、治療の必要性や時期、費用の目安を確認していきます。

初診・カウンセリング料

初めてご来院いただく際には、歯並びや噛み合わせ、お口全体の状態を確認し、保護者の方のご希望やお悩みを詳しく伺います。そのうえで、小児矯正が必要かどうか、始めるとしたらいつ頃が良いか、治療の流れや期間、概算の費用についてご説明します。

初診・カウンセリング料の相場は、無料から5,000円程度です。費用がかかる場合でも、今後の治療方針を決める大切なステップとなります。

精密検査・診断料

小児矯正を具体的に進める場合には、レントゲン撮影や歯型採取、口腔内写真撮影などの精密検査を行います。顎の骨の状態や歯の生え方、噛み合わせの問題点を詳しく分析し、その結果をもとに治療計画を立てます。

精密検査・診断料の相場は、無料から5万円程度です。歯科医院によっては、トータルフィー制を採用し、精密検査や診断料を矯正治療費に含めている場合もありますので、事前に確認すると安心です。

矯正中にかかる費用

矯正治療中の費用は、使用する装置の種類と、通院ごとの調整料・処置料によって構成されます。装置ごとの費用相場を知っておくと、全体のイメージがつかみやすくなります。

通院時の調整料・処置料

どの装置を選んだ場合でも、定期的な通院が必要です。通院時には、装置の調整やワイヤーの交換、口腔内のチェックなどを行います。

調整料・処置料の相場は、1回あたり無料から1万円程度です。通院頻度はおおむね1か月に1回前後が目安ですが、症例によって変わることがあります。

拡大床の費用相場

拡大床は、プラスチックのプレートとワイヤーでできた取り外し可能な装置で、主に上顎の幅を広げる目的で使用します。成長期に上顎が狭いと判断されたお子さまに適した装置です。

拡大床の費用相場は、20万円から30万円程度です。顎の成長を利用してスペースを確保することで、将来の抜歯や本格矯正の負担を軽減できる場合があります。

急速拡大装置の費用相場

急速拡大装置は、上顎に固定して装置内のねじを回すことで、顎の骨そのものを広げる装置です。永久歯がきれいに並ぶための十分なスペースを確保したい場合に用いられます。

急速拡大装置の費用相場は、3万円から5万円程度です。固定式のため、装着している間は取り外しができませんが、その分しっかりとした拡大効果が期待できます。

マイオブレースの費用相場

マイオブレースは、舌の位置や口呼吸などの悪習癖を改善し、顎や歯列の成長を正しい方向へ導くマウスピース型の装置です。小さな力で歯列を整え、抜歯やブラケット装置が不要になる場合もあります。

マイオブレースの費用相場は、20万円から40万円程度です。装置の装着時間やトレーニングを守ることが、良い結果につながります。

リンガルアーチの費用相場

リンガルアーチは、主に下顎の臼歯の裏側に固定する装置で、奥歯の位置を安定させたり、永久歯が生えるスペースを確保したりする目的で使用します。乳歯が早く抜けてしまったお子さまに用いられることが多い装置です。

リンガルアーチの費用相場は、3万円から5万円程度です。固定式のため、装着中に自分で外すことはできません。

フェイシャルマスクの費用相場

フェイシャルマスクは、額と顎をワイヤーでつないで使用する装置で、上顎の成長が不十分な場合に上顎の前方への成長を促す目的で用いられます。骨格的なバランスを整えるための装置です。

フェイシャルマスクの費用相場は、約40万円です。使用時間や装着方法については、歯科医師の指示に従う必要があります。

ムーシールドの費用相場

ムーシールドは、受け口(反対咬合)の改善を目的としたマウスピース型の装置です。主に就寝時に装着し、舌や口腔周囲筋のバランスを整えることで、噛み合わせの改善を目指します。

ムーシールドの費用相場は、3万円から5万円程度です。比較的低年齢から使用できる装置として知られています。

ワイヤー矯正の費用相場

ワイヤー矯正は、歯の表側または裏側にブラケットとワイヤーを装着し、持続的な力で歯を動かしていく治療方法です。幅広い症例に対応でき、ほとんどの歯並びの問題に適用できます。

表側矯正の費用相場は、50万円から100万円程度です。装置が見えやすいというデメリットはありますが、費用を抑えやすい点がメリットです。

裏側矯正の費用相場は、100万円から150万円程度です。装置が歯の裏側に付くため目立ちにくく、見た目を重視する方に選ばれることが多い方法です。

ワイヤー矯正全体の費用相場は、50万円から150万円程度と考えられます。症例の難易度や選ぶ装置の種類によって金額が変わります。

マウスピース矯正の費用相場

マウスピース矯正は、透明で取り外し可能なマウスピースを用いて歯を少しずつ動かしていく方法です。装置が目立ちにくく、食事や歯みがきの際に取り外せる点が特徴です。

ただし、十分な効果を得るためには、1日20〜22時間以上の装着が必要です。装着時間が不足すると、治療期間が延びたり、計画どおりに歯が動かなかったりする可能性があります。

マウスピース矯正の費用相場は、50万円から80万円程度です。適応できる症例かどうかは、事前の診断が必要です。

矯正後にかかる費用

矯正治療で歯並びを整えたあとには、歯の位置を安定させる「保定」の期間が必要です。この段階でも、装置代や通院費用が発生します。

保定装置(リテーナー)の費用相場

保定装置(リテーナー)は、動かした歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防ぐための装置です。取り外し式のものや、歯の裏側に固定するタイプなどがあります。

リテーナーの費用相場は、無料から6万円程度です。矯正治療費に含まれている場合もあれば、別途費用がかかる場合もあるため、契約時に確認しておくと安心です。

保定観察料の費用相場

保定期間中も、定期的に通院してリテーナーの状態や歯並びをチェックします。通院頻度は、治療後の経過によって変わりますが、数か月に1回程度が一般的です。

保定観察料の相場は、1回あたり無料から5,000円程度です。保定装置の使用を自己判断で中断すると、後戻りが起こり、再度矯正治療が必要になる場合もあります。保護者の方が、お子さまのリテーナー装着をサポートしてあげることが大切です。

小児矯正は保険適用になる?

医療保険のイメージ

小児矯正の費用について調べる際、多くの保護者の方が気にされるのが「保険は使えるのか」という点です。ここでは、健康保険が適用されるケースと、そうでないケースの違いを整理しておきます。

一般的な小児矯正は保険適用外

小児矯正は、基本的には健康保険の適用外となる自由診療です。健康保険は、病気やけがの治療など「機能の回復」を目的とした医療に使われる制度であり、見た目の改善や噛み合わせの向上を主な目的とする矯正治療は対象外とされています。

そのため、拡大床やマイオブレース、ワイヤー矯正、マウスピース矯正など、一般的な小児矯正の費用は、原則として自己負担になります。

保険適用となる例外的なケース

一方で、すべての矯正治療が保険適用外というわけではありません。次のような場合には、一定の条件を満たすことで健康保険が適用されることがあります。

先天的な異常に起因する噛み合わせの問題がある場合や、顎変形症に対する外科手術と併用して行う矯正治療などが代表的です。

また、厚生労働省が定める特定の疾患に伴う咬合異常に対する矯正治療も、保険適用の対象となることがあります。

具体的な適用条件や対象となる疾患については、厚生労働省の告示に基づいて判断されますので、詳細は医療機関での診断が必要です。

保険適用で矯正治療ができる医療機関の条件

保険適用で矯正治療を行うには、医療機関側にも条件があります。厚生労働大臣が定める施設基準を満たし、地方厚生局長に届け出を行った保険医療機関でなければ、保険診療として矯正治療を行うことはできません。

そのため、保険適用の対象となる可能性がある場合には、まずは保険診療での矯正に対応している医療機関かどうかを確認することが大切です。にしざわ歯科医院でも、保険適用の可否や、自由診療との違いについて丁寧にご説明いたしますので、ご不明な点があればご相談ください。

小児矯正の費用負担を抑える方法

医療費控除と書かれたブロック

小児矯正は、お子さまの将来の健康な歯並びのための大切な投資ですが、家計への負担が大きいことも事実です。ここでは、制度や支払い方法を上手に活用して、実質的な負担を軽減する方法をご紹介します。

医療費控除を活用する

医療費控除は、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得からその分を差し引くことができる制度です。結果として、所得税や住民税の負担が軽くなる可能性があります。

小児矯正の費用や通院にかかった交通費などを合計し、1年間の医療費が10万円を超えた場合(総所得金額等が200万円未満の方は、その5%を超えた場合)、最大200万円までの医療費が控除の対象となります。

医療費控除を受けるには、確定申告での申請が必要です。領収書や交通費の記録などを日頃から整理しておくと、申告時にスムーズです。制度の詳細や最新の条件については、国税庁や税務署の情報を確認してください。

高額療養費制度の対象になるか確認する

高額療養費制度は、1か月あたりの医療費が一定額を超えた場合に、超過分が払い戻される制度です。ただし、対象となるのは健康保険が適用される診療に限られます。

小児矯正の多くは自由診療のため、この制度の対象外となることが一般的です。しかし、先天的な異常や顎変形症などで保険適用の矯正治療を受ける場合には、高額療養費制度が利用できる可能性があります。

払い戻しの上限額や申請方法は、加入している健康保険の種類や所得、年齢によって異なります。詳細は、加入している健康保険組合や協会けんぽ、市区町村の国民健康保険窓口などに確認してください。

支払い方法を工夫して負担を分散する

同じ治療費でも、支払い方法を工夫することで、月々の負担を抑えることができます。トータルフィー制や処置別払い、クレジットカード、デンタルローンなど、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。

トータルフィー制は、治療開始前に総額がわかるため、追加費用の心配が少ない方法です。一方、処置別払いは1回あたりの支払額を抑えやすく、初期費用を少なく始めたい方に向いています。

クレジットカード払いやデンタルローンを利用すれば、分割払いによって支出を平準化できますが、金利や手数料が発生する場合があります。利用前に条件をよく確認し、ご家庭の収支に合った方法を選ぶことが重要です。

小児矯正の費用の支払い方法

小児矯正の費用の支払い方法を説明

小児矯正は一度に大きな金額が必要になることが多いため、どのように支払うかも重要な検討ポイントです。ここでは、代表的な支払い方法の特徴と、選ぶ際の注意点を解説します。

トータルフィー制(一括払い)

トータルフィー制とは、治療開始から終了までに必要な費用をあらかじめまとめて提示し、その総額を基本的に一括で支払う方法です。初診・精密検査・装置代・調整料・保定装置代など、どこまで含まれるかは歯科医院によって異なります。

トータルフィー制の大きなメリットは、治療開始時点で総額が明確になり、途中で思わぬ追加費用が発生しにくい点です。長期的な家計の計画を立てやすく、安心して治療を進めやすくなります。

一方で、治療の初期にまとまった金額を用意する必要があるため、事前の資金準備が必要です。また、トータルフィーに含まれる内容は医院ごとに違うため、契約前に「何が含まれていて、何が別料金なのか」を必ず確認しましょう。

処置別払い(その都度払い)

処置別払いは、矯正装置の装着時や調整時、保定装置の作製時など、治療の各段階ごとに費用を支払う方法です。初期費用を抑えながら治療を始めやすい点が特徴です。

この方法では、1回あたりの支払額を比較的少額に抑えられるため、まとまった資金を用意しにくい場合でも矯正治療を検討しやすくなります。

ただし、通院のたびに費用が発生するため、最終的な総額がいくらになるのかが分かりにくいという側面もあります。

治療期間が予定より長引いた場合には、トータルフィー制よりも総額が高くなる可能性もあるため、あらかじめおおよその総額見込みを確認しておくと安心です。

クレジットカード決済

小児矯正の費用をクレジットカードで支払える歯科医院も増えています。クレジットカードを利用することで、実際の引き落とし日を後ろにずらしたり、カード会社の分割払いやリボ払いを利用したりして、支出を分散させることができます。

ポイント還元のあるカードを利用すれば、治療費の一部をポイントとして受け取れる場合もあります。

ただし、分割払いやリボ払いには手数料や利息がかかることが多いため、利用前に金利や支払い回数を確認し、無理のない返済計画を立てることが大切です。

また、すべての歯科医院がクレジットカードに対応しているわけではありません。利用を希望される場合は、事前に対応ブランドや利用可能な金額の上限などを確認しておきましょう。

デンタルローン

デンタルローンは、信販会社や金融機関が提供する歯科治療専用のローンです。小児矯正のような高額治療費を、毎月の分割払いで無理なく支払いたい方に向いています。

一般的なカードローンなどと比べて、金利が低めに設定されていることが多く、年間の金利が5%前後となるケースもあります。ローンを利用することで、初期費用の負担を抑えつつ、計画的に返済していくことが可能です。

デンタルローンを検討する際には、金利だけでなく、返済期間や毎月の返済額、繰り上げ返済の可否なども確認しましょう。

ご家庭の収入や支出のバランスに合ったプランを選ぶことが重要です。にしざわ歯科医院でも、利用可能なローンや支払い方法についてご相談を承っています。

まとめ

小児矯正の治療

小児矯正の費用は、矯正前の相談・検査、治療中の装置代や調整料、治療後の保定装置や経過観察料など、さまざまな項目で構成されています。装置の種類や治療の段階によって費用は大きく変わりますが、全体としては数十万円から百万円前後になることが多いといえます。

支払い方法には、トータルフィー制や処置別払い、クレジットカード決済、デンタルローンなど複数の選択肢があります。医療費控除を活用すれば、確定申告によって税負担が軽減される可能性もあります。

保険適用となるケースは限られますが、先天的な異常や顎変形症などの場合には、保険診療として矯正治療を受けられることもあります。

小児矯正は、お子さまの将来の健康な歯並びと噛み合わせを育てるための大切な治療です。その一方で、経済的な負担も小さくはありません。

だからこそ、早めに情報収集を行い、費用の目安や支払い方法、利用できる制度について理解したうえで、無理のない計画を立てることが重要です。

小児矯正治療を検討されている方は、東京都墨田区、東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」西口より徒歩3分にある歯医者「にしざわ歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、インプラント治療やマウスピース矯正、小児歯科、虫歯・歯周病治療など、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご利用ください。

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