こんにちは。東京都墨田区、東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」西口より徒歩3分にある歯医者「にしざわ歯科医院」です。
歯周病は、初期段階では自覚症状が少なく、気づかないうちに進行していることが多い疾患です。放置すると歯を支える骨が溶けて、歯が抜けてしまうリスクもあるため、早期発見・治療が重要です。
歯周病の治療にはどれくらいの費用や期間がかかるのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、一般的な歯周病治療の治療法と費用・期間の目安について詳しく解説します。歯周病治療の知識を深めたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
歯周病とは
歯周病は、歯茎や歯を支える顎の骨などの歯周組織が細菌に感染する疾患です。細菌の感染によって引き起こされ、放置すると歯を失うリスクが高まります。
歯周病の初期症状は気づきにくいため、多くの人が知らないうちに進行しています。歯周病は30歳以上の約8割が罹患しているといわれる身近な疾患で、年齢とともに発症率が上昇する傾向にあります。
歯肉の炎症から始まり、進行すると歯の支えとなる骨まで影響を及ぼすため、早期発見と適切な治療が必要です。治療は、歯科医院での専門的なクリーニングや、重症度に応じたスケーリングやルートプレーニングなどの処置があげられます。
費用は症状の進行度によって大きく異なりますが、数万円以上かかることもあります。歯周病は、予防することが最も重要です。正しいブラッシング技術を習得して、定期的な歯科検診や規則正しい生活を心がけましょう。
歯周病が疑わしい症状がある場合は、早めに歯科医院を受診して確認してもらいましょう。
歯周病を治療する方法
歯周病に罹患した場合、進行度によって適切な治療法が異なります。以下に、歯周病を治療する方法を解説していきます。
自宅でのセルフケア
歯周病の原因は、歯の表面に残るプラークです。そのため、治療するためには日々の適切なセルフケアが欠かせません。
正しいブラッシング方法を習得して実践することが、歯周病の改善には欠かせません。歯と歯茎の境目や歯と歯の間はとくに汚れが残りやすいため注意しましょう。歯ブラシだけでは届かない部分の汚れには、デンタルフロスや歯間ブラシなど補助清掃用具を活用します。
スケーリング・ルートプレーニング
歯科医院でおこなわれる基本的な歯周病治療が、スケーリングとルートプレーニングです。スケーリング・ルートプレーニングでは、歯と歯茎の間に溜まった細菌や汚れを徹底的に取り除き、歯根の表面を滑らかにしていきます。
歯石はセルフケアでは落とすことができないため、歯科医院でのプロフェッショナルケアが必要です。歯石を除去して歯の表面を滑らかに整えることで、細菌の繁殖を防ぎ歯周組織の回復を促進します。
歯周外科治療
スケーリング・ルートプレーニングで症状が改善されない場合、歯周外科治療が検討されます。歯茎を切開して、目視できる状態で奥深くにある歯石や感染組織を取り除きます。
根本的な原因に直接アプローチすることで、歯周病の進行を徹底的に抑制します。術後も適切な管理をおこなえば、歯周ポケットを改善できるでしょう。
レーザー治療
レーザー治療では、歯周ポケット内の感染組織を選択的に除去することが可能です。治癒を促進する効果も期待できます。また、細菌の殺菌作用も期待できるため、軽度から中等度の歯周病治療に選択されることが多い治療法です。
歯周病で炎症が起きている組織にレーザーを当てると、歯茎の治癒が早まったり歯の根の再付着を促す働きも期待できます。
歯周組織再生療法
進行した歯周病では、歯周組織が大きく破壊されている場合があります。歯周病で一度失われた組織は自然に回復することがないため、このようなケースでは再生療法が検討されます。
歯周組織再生療法は、特殊な薬剤や膜を使って歯槽骨や歯根膜の再生を促す治療法です。歯周組織再生療法によって歯の周りの組織を強化し、歯を支える力が回復させます。
歯周病の治療は保険適用の対象?
保険が適用されるかどうかは、症状の程度やおこなう治療法によって大きく異なります。一般的に、軽度〜中等度の歯周病治療は保険の対象となることが多いです。
歯周基本治療と呼ばれるスケーリングやルートプレーニング、歯石や感染組織を除去する歯周外科治療や、エックス線検査などは保険が適用されます。歯周組織再生療法など、重度の歯周病で歯の喪失リスクが高い場合は、保険適用外での治療が必要になる可能性があります。
歯周病を治療する場合にかかる費用
歯周病治療の費用は、治療内容や方法によって異なります。日本の健康保険制度では、多くの歯周病治療が保険適用の対象ですが、自由診療となるケースもあります。
以下に代表的な治療法の費用目安をまとめました。
<歯周病治療にかかる費用の目安>
治療法 | 保険診療の費用(3割負担) | 自由診療の費用 |
---|---|---|
スケーリング・ルートプレーニング | 1回あたり数千円 | 5,000円〜1万5,000円 |
歯周外科治療 | 5,000〜1万5,000円 | 5〜10万円 |
レーザー治療 | 保険適用外 | 2〜5万円 |
歯周組織再生療法 | 保険適用外 | 10〜30万円 |
基本的に、歯周病の治療は保険適用の対象です。スケーリングやルートプレーニング、歯周外科手術は保険診療で受けられるため、費用を抑えて治療が可能です。
ただし、歯周組織再生療法やレーザー治療など、より高度な治療方法は自由診療となるため保険が適用されません。保険診療では、治療範囲や素材に制限がありますが、自由診療では最新技術や患者さまに合わせた柔軟な対応が可能です。
歯周病の進行度や治療希望に応じて、歯科医師と相談しながら保険診療か自由診療か適切な治療法を選びましょう。
歯周病の治療にかかる期間
歯周病の治療にかかる期間は、症状の進行度・治癒力によって大きく異なります。以下に、歯周病の治療にかかる期間の目安を進行度別に紹介します。
軽度の歯周病
軽度の歯周病であれば、約3〜6か月で改善が見込めます。歯科医院でのスケーリング・ルートプレーニングなどのプロフェッショナルケアと、セルフケアの徹底により早期の回復が期待できるでしょう。
中等度の歯周病
スケーリングやルートプレーニング、症状によっては歯周外科治療などの処置が必要となるため、完全な回復までには6〜12か月程度かかることがあります。治療中も並行して適切なセルフケアをおこなうことで、大幅な改善が期待できるでしょう。
重度の歯周病
重度の歯周病の場合、歯周外科治療や歯周組織再生療法が必要になるケースが多いでしょう。重度の歯周病では、治療期間が1〜2年に及ぶことも少なくありません。
複数の処置を段階的におこなって、長期的なメンテナンスをすることが必要です。
歯周病を予防する方法
歯周病は、適切なケアと生活習慣の改善によって予防することが可能です。以下に、効果的な予防法を紹介します。
適切なセルフケア習得
歯周病を予防するためには、適切なブラッシングが必要不可欠です。単に歯を磨くだけでなく、歯と歯茎の境目に当てしっかりとプラークを落とすようにしましょう。
歯ブラシだけでは口内の60%の汚れしか落とすことができないため、フロスや歯間ブラシも使用して磨き残しがないようにすることが大切です。手が不自由な方や高齢の方など手磨きでのブラッシングが不安な方は、電動歯ブラシを取り入れることも有効な手段となります。
生活習慣を正す
糖分や炭水化物の過剰摂取は、細菌の繁殖を促進する原因となります。野菜や果物、魚類など、バランスよく意識的に摂取しましょう。
また、慢性的なストレスは免疫力を弱め、歯周病のリスクを高めます。十分な睡眠や適度な運動、趣味などでストレスをコントロールすることが大切です。
喫煙も、タバコに含まれるニコチンやタールなどの有害物質が原因で、歯周病の罹患リスクを高めます。歯周病を予防するためには、禁煙や節煙が必要です。
定期メンテナンスを受ける
ご自身ではしっかりとセルフケアできていると感じていても、実際にはブラッシングが不十分で歯茎が炎症を起こしているケースは少なくありません。歯周病の進行を防ぐためにも、3〜6か月に1回程度、歯科医院を受診して専門的なクリーニングを受けましょう。
定期メンテナンスでは、ブラッシング指導や食事指導もおこなっているため、自宅でのセルフケアの向上にもつながります。歯科医院の定期メンテナンスに通っていれば、初期段階の歯周病を早期発見し、適切な対処を行えます。
まとめ
歯周病の治療は、症状の進行度によって異なります。費用や期間の目安も治療方法によって変わるでしょう。軽度の段階であればクリーニングや簡単な処置で終わる場合がほとんどです。
一方、進行すると専門的な外科治療が必要になり、費用も治療期間も増加する傾向があります。定期的な検診や適切なセルフケアをおこなうことで、歯周病の進行は抑えられるため予防を意識した生活が重要です。
歯茎など口内に違和感を感じた際には、早めの受診を検討しましょう。
歯周病治療を検討されている方は、東京都墨田区、東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」西口より徒歩3分にある歯医者「にしざわ歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、インプラント治療やマウスピース矯正、小児歯科、虫歯・歯周病治療など、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちら、WEB予約も受け付けておりますので、ぜひご利用ください。