こんにちは。東京都墨田区、東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」西口より徒歩3分にある歯医者「にしざわ歯科医院」です。

歯を失ったあと、「インプラント とは結局どんな治療なの?」「入れ歯やブリッジより本当に良いの?」と迷っていませんか。
インプラントは外科手術や費用、治療期間も関わるため、仕組みを曖昧なまま決めてしまうと「思っていたのと違った」と後悔につながりかねません。
この記事では、インプラント とは何かを基本から整理し、適応条件、メリット・デメリット、リスク、入れ歯・ブリッジとの違い、治療の流れや費用の目安までを詳しくまとめます。
判断に必要なポイントが一通りわかり、自分に合う治療かを落ち着いて検討できるようになります。
目次
インプラントとは

歯科治療でいうインプラントとは、歯を失った部分の顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着して歯を補う方法です。入れ歯のように取り外す装置ではなく、骨に固定する点が大きな特徴です。
インプラントは、顎の骨に埋め込むインプラント体(人工歯根)と、噛み合わせを担う人工歯(上部構造)と、それらをつなぐアバットメント(連結部)で構成されます。どの部品をどんな素材で作るかによって、見た目や耐久性、費用が変わることがあります。
インプラント体にはチタンが用いられることが一般的です。チタンは生体親和性が高く、顎の骨と結合しやすい性質があるため、安定した噛み心地につながります。
インプラント治療の歴史
インプラントは1960年頃、スウェーデンのブローネマルク博士がチタンと骨が結合することに着目し、歯科治療へ応用したことが発展のきっかけとされています。日本では1983年以降にチタンによるインプラント治療が行われるようになりました。
インプラント治療を受けられるのはどんな人?

インプラントは多くの方が検討できる治療ですが、外科手術を伴うため適応条件があります。ここではどんな人がインプラント治療を受けられるか説明します。
全身の健康状態が安定している
インプラントは手術後の治癒が重要です。持病がある場合、回復に時間がかかったり感染リスクが高まったりすることがあります。症状が軽く見えても、服用薬が治療に影響することがあるため、歯科医師だけでなく必要に応じてかかりつけ医とも相談して進めます。
口内環境(むし歯・歯周病)のコントロールができている
むし歯や歯周病があると、手術部位の細菌感染につながる可能性があります。
骨とインプラントがうまく結合しにくくなったり、治療後にインプラント周囲の炎症が起きたりする原因にもなるため、まずは口内の治療と清掃環境の改善を優先します。
年齢は目安で、骨の状態がより重要
顎の骨が成長途中の時期は、将来的な骨格変化の影響を受ける可能性があるため、一般的にインプラントは推奨されにくい傾向があります。目安として骨の成長が落ち着く20歳以上から検討されます。
一方で高齢の方は、骨量や全身状態によっては注意が必要です。顎の骨が薄い場合、手術や治療計画に制限が出ることがあります。
ただし年齢だけで一律に決まるものではなく、口内環境や骨の状態に問題がなければ治療できる場合もあります。
喫煙習慣がない、または禁煙に取り組める
喫煙は歯肉の血流を悪くしやすく、骨と人工歯根の結合が進みにくくなることがあります。さらに歯周病リスクも高めるため、治療の成功率や長期安定を考えると禁煙が望ましいといえます。
インプラント治療のメリット

インプラントは「しっかり噛めること」と「自然に見えること」を両立しやすい治療法です。ここでは、入れ歯やブリッジと比較したときに評価されやすい利点を整理します。
審美性(見た目)の自然さ
人工歯にはセラミックやジルコニアが選ばれることが多く、天然歯に近い色味や透明感を再現しやすい傾向があります。前歯など見た目が気になる部位では大きなメリットになり得ます。
周囲の歯を守りやすい
インプラントは顎の骨に埋め込んだインプラント体を土台として固定するため、基本的に隣の歯を支えにしません。健康な歯を削る必要がない点は、将来の歯の寿命を考えるうえでも重要です。
歯根が残っていなくても選択肢になりやすい
顎の骨に人工歯根を埋め込む治療のため、歯根が残っていることが前提ではありません。歯を完全に失っているケースでも、骨の状態など条件が合えば検討できます。
長期使用が期待できる(ただし条件あり)
インプラントは適切な清掃と定期的なメンテナンスを継続できれば、長く使える可能性があります。報告として、10年から20年使い続けられる方が多いとされる一方、口内環境や噛み合わせ、生活習慣によって差が出ます。
装着感が安定しやすい
顎の骨に固定されるため、ぐらつきにくく、噛んだときの安定感が得られやすい治療です。取り外し式の入れ歯で起こりやすい「ずれ」「異物感」「食べ物が挟まる不快感」が気になる方にとって、選択理由になりやすいでしょう。
インプラント治療のデメリット

インプラントは魅力の多い治療ですが、誰にとっても万能ではありません。後悔を防ぐために、代表的なデメリットを事前に理解しておきましょう。
費用が高額になりやすい(自由診療が中心)
インプラントは保険適用外となるケースが多く、自由診療になることが一般的です。そのため費用が高くなりやすく、さらに歯科医院ごとに料金体系や保証内容が異なることがあります。
検査費や手術費、上部構造の素材、追加処置の有無まで含めて、総額で確認することが大切です。
外科手術が必要で、治療期間も長くなりやすい
顎の骨にインプラント体を埋め込む工程があるため、外科手術が必要です。術後は治癒と骨結合を待つ期間があり、通院や経過観察も含めて治療期間が長くなる傾向があります。
手術は局所麻酔で行うことが多い一方、不安が強い方は静脈内鎮静法などの選択肢がある場合もあります。対応可否は医院によって異なるため、事前に相談すると安心です。
メンテナンスが必須で、怠るとトラブルにつながる
インプラントは入れたら終わりではなく、治療後の定期メンテナンスが重要です。清掃不良が続くとインプラント周囲炎を起こす可能性があり、進行すると顎の骨が吸収されて安定性が低下することがあります。
結果として再治療が必要になる場合もあるため、日々のセルフケアと歯科医院での管理を前提に検討しましょう。
インプラント治療にはリスクはある?

インプラントは外科処置を伴うため、一定のリスクがあります。
ただし、術前検査と治療計画、術後管理によってリスクを下げることが可能です。
外科手術に伴う一般的なリスク
健康状態や骨の状態によって注意点は変わりますが、外科手術である以上、腫れや痛み、出血などのリスクはゼロではありません。事前のカウンセリングと検査、シミュレーションに基づく治療計画を立てることが、リスク低減の基本になります。
術前に重要になる検査と計画
顎の骨の量や質、神経や血管の位置、噛み合わせの力のかかり方などを把握したうえで、埋入位置や角度を検討します。ここが曖昧だと、術後のトラブルにつながる可能性があるため、精密検査の有無は確認しておきたいポイントです。
感染症と、治療後のインプラント周囲炎
手術後に傷口へ負担をかけたり、指で触れたりすると、細菌感染のリスクが高まります。抗生物質などの薬は歯科医師の指示に従って服用し、注意事項を守ることが重要です。
定着後も続くリスクと予防
インプラントが定着してからも、インプラント周囲炎などの炎症性疾患のリスクがあります。日々のセルフケアと歯科医院での定期メンテナンスを継続することで、予防につながります。
ブリッジや入れ歯との違い

インプラントは顎の骨に埋め込んだインプラント体を土台にするため、基本的に周囲の歯を支えにしません。一方で、入れ歯とブリッジは周囲の歯を支えとして利用する治療です。
入れ歯(部分入れ歯)の特徴
入れ歯は両隣の歯に金属のばねを取り付けて固定するため、支えになる歯に負担がかかる可能性があります。取り外し式であることから、装着感やズレ、食べ物が挟まる違和感が気になる方もいます。
ブリッジの特徴
ブリッジは両隣の歯を削って土台にし、連結した被せ物で欠損部を補います。両隣の歯が健康であることが前提になりやすく、健康な歯を削ることに抵抗がある方は慎重に検討したい治療です。
インプラントの特徴
インプラントは歯根が残っていなくても、顎の骨の状態など条件が合えば検討できます。周囲の健康な歯を削らずに済む点から、周囲歯を守りたい方に選ばれることがあります。
インプラント治療の流れと治療期間の目安

インプラント治療は、相談から検査、手術、人工歯の装着、メンテナンスまで段階的に進みます。全体像を知っておくと、期間や通院回数のイメージがつきやすくなります。
手術までに行うこと(相談・検査・計画)
まずはカウンセリングで、健康状態や希望を踏まえて治療法を相談します。インプラントを選択する場合は、治療期間や費用、外科手術の内容について説明を受けます。
次に検査を行い、口内環境や顎の骨の状態を確認したうえで治療計画を立てます。ここで計画が具体的であるほど、術後のトラブルを減らしやすくなります。
手術から人工歯の装着まで(一般的な2回法)
治療計画に基づいて手術を行います。インプラント手術は2回に分けて行われることが多く、1回目で顎の骨にインプラント体を埋め込み縫合します。
顎の骨にインプラントが定着したことを確認してから、2回目の手術でアバットメントを接続します。その後に型取りを行い、完成した人工歯を装着して治療が完了します。
治療期間の目安
各段階で治癒を待つ期間があるため、手術が完了するまでは3〜6ヶ月ほどかかることが多いでしょう。むし歯や歯周病の治療、骨造成が必要な場合は、1年以上かかることもあります。
インプラント治療の費用

インプラントは自由診療が中心のため、費用は医院や治療内容で差が出ます。ここでは相場感と、見積もり時に確認したいポイントを整理します。
インプラント費用の相場(1本あたり)
一般的に、インプラント1本あたり30万円から50万円程度が目安になることが多いです。費用にはインプラントの部品代や手術費が含まれることが一般的ですが、内訳は医院によって異なります。
追加費用が発生しやすいケース
顎の骨が不足している場合などは、骨造成といった追加処置が必要になり、費用が増加することがあります。治療計画の段階で、追加処置の可能性と概算を確認しておくと安心です。
見積もりで確認したい「総額」と「継続費用」
自由診療では検査代や保証内容に差が出やすいため、事前に総額の見積もりと保証範囲を確認しましょう。また、治療後は定期的なメンテナンスが必要になるため、メンテナンス費用も含めて把握しておくことが大切です。
まとめ

インプラントとは、顎の骨に人工歯根を固定し、失った歯の機能と見た目を補う治療法です。周囲の歯を削らずに済む点や、安定した噛み心地が期待できる点がメリットになります。
一方で、自由診療による費用負担、外科手術、治療期間、そして治療後のメンテナンスが必要という注意点もあります。入れ歯やブリッジと比較しながら、口内環境や骨の状態、生活習慣に合うかを歯科医師と相談して決めることが大切です。
インプラントを検討されている方は、東京都墨田区、東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」西口より徒歩3分にある歯医者「にしざわ歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、インプラント治療やマウスピース矯正、小児歯科、虫歯・歯周病治療など、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちら、WEB予約も受け付けておりますので、ぜひご利用ください。



