墨田区鐘ヶ淵、東武スカイツリーライン鐘ヶ淵駅西口より徒歩3分の歯医者 にしざわ歯科医院


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歯の神経を抜く費用はどれくらい?保険と自費、それぞれのメリット

2025年10月21日

こんにちは。東京都墨田区、東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」西口より徒歩3分にある歯医者「にしざわ歯科医院」です。

歯の神経イメージ

「歯の神経を抜かなければならない」と告げられた時、治療内容だけでなく治療費についても不安に思う方が多いのではないでしょうか。歯の神経を抜く治療にかかる費用は、保険診療と自費診療のどちらを選ぶかによって大きく変わります。

この記事では、歯の神経を抜く治療費について詳しく解説します。保険診療と自費診療それぞれのメリット・デメリット、費用を抑える方法などもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

歯の神経を抜く理由

歯の神経を抜く説明

歯の内部にある根管の中には、神経や血管が通る歯髄(しずい)と呼ばれる組織があります。神経は、栄養供給や刺激の伝達などさまざまな役割を担っています。

根管内に細菌が入り込むと、歯髄が感染・炎症を起こします。放置すると激しい痛みや腫れを引き起こし、進行すると根の先に膿が溜まって歯を失う原因にもなります。

歯を残すために行われるのが、神経を抜いて根管内をきれいにする根管治療です。根管治療で神経や感染組織を取り除くことで、痛みを和らげるだけでなく感染の拡大を防ぎ、歯を保存するのです。

では、具体的にどのような理由で歯の神経を抜くのでしょうか。

虫歯が進行した

虫歯が進行すると、歯の表層の硬いエナメル質や、エナメル質の下にある象牙質を越えて歯の神経にまで到達します。ここまで虫歯が進行すると、歯の痛みが急激に増し日常生活に支障をきたすことが少なくありません。

神経が死んだ場合は一時的に痛みを感じにくくなるものの、放置していると感染が歯の根を通じて顎の骨にまで広がるリスクがあります。自然治癒することはないため、根管治療で虫歯菌に感染した神経を取り除き、根の内部をきれいにする必要があるのです。

歯が損傷した

スポーツや事故などで歯に強い衝撃が加わると、歯の内部にある神経や血管が損傷し、炎症や感染が発生することがあります。例えば、歯が折れたりヒビが入ったりした場合、根管内に細菌が入り込みやすい状態になります。

また、表面的には大きな問題がないように見えても、神経がダメージを受けて損傷していた場合はやがて痛みが出てきます。このようなケースでも、神経を抜く治療が必要になるのです。

歯の神経を抜くべきかどうかの判断基準

歯の神経を抜くべきかどうかの判断基準について説明する歯科医

歯の神経は、痛みを感じるだけでなく、歯に栄養を届ける重要な役割を持っています。そのため、歯科治療では可能な限り神経を残すことが原則です。

しかし、炎症や感染が広がってしまうと自然に治ることは難しく、歯を守るために神経を抜く必要が生じます。

神経を抜く必要があるケース

次のような症状がある場合、神経を残しても再感染や痛みが再発するおそれが高いため、抜く判断が行われることがあります。

  • 強い痛みやズキズキした感覚が続いている
  • 虫歯が歯髄(神経)まで進行している
  • 歯ぐきから膿が出ている、またはレントゲンで根の先に黒い影がある
  • 外傷や衝撃で神経が壊死している
  • 温かいもの・冷たいもので強い痛みが生じる

このような場合、神経を抜くことで炎症や感染の拡大を防ぎ、歯そのものを残すことができます。

抜かずに済む可能性があるケース

炎症の範囲が軽度であれば、歯髄温存療法(しずいおんぞんりょうほう)という治療で神経を残せる場合もあります。これは、感染した部分だけを取り除き、残った健康な神経を保護する治療法です。

  • 痛みが軽く、神経がまだ生きている
  • 虫歯が神経のすぐ近くまで達しているが、完全には侵されていない
  • マイクロスコープやレーザーなど精密治療が可能な環境である

歯の神経を抜くかどうかは、レントゲンやCT検査、歯髄の反応検査などをもとに総合的に判断します。状態によっては抜かない選択もできるため、気になる症状がある方は早めに歯科医師に相談することが大切です。

歯の神経を抜く費用

歯の神経を抜く費用イメージ

歯の神経を抜く際の費用は、保険診療か自費診療かで大きく異なります。一般的には保険診療を選ぶ方が多いですが、治療内容や材料によっては自費での治療が必要な場合もあります。

保険診療の場合

保険診療で歯の神経を抜く際の費用は、保険診療のルールに則って決められます。支払う費用はその方の負担割合や治療する歯の根の数や状態、使用する機材によって多少変動しますが、2,500円から6,000円程度となるでしょう。

診療内容

保険診療内の治療では、必要最低限の治療を確実に行うことができます。保険診療の基準に基づく治療のため、使用できる材料や選べる治療方法に制約があります。

そのため、見た目や耐久性を自由診療と比べると、劣る場合があります。

自費診療の場合

自費診療の場合は、保険が適用されず全額自己負担となるため、費用は高額になることが多いです。一般的には数万円から数十万円程度かかりますが、高品質な材料や最新技術での治療を受けることができます。

価格設定は歯科医院が独自に行うため一律ではなく、治療内容や使用する材料によって異なります。事前にしっかり確認しておきましょう。

診療内容

自費診療では、より高品質な材料や機器を使用して精密な根管治療が可能です。例えば、根管内に唾液や細菌が入らないように施術部位を保護するゴムのシート(ラバーダム)や、肉眼では見えない細かな部分まで拡大できるマイクロスコープを使用して精密な治療が行われます。

歯の神経を保険診療で抜くメリット・デメリット

歯の神経を保険適用治療で抜くイメージ

歯の神経を抜く処置を保険診療で行う場合、いくつかのメリットとデメリットがあります。

メリット

保険診療の最大のメリットとして挙げられるのは、安価に治療が受けられることです。

保険適用内の根管治療でも、感染や炎症を除去し歯を保存するための処置はしっかりと行われますが、治療費の一部は保険でカバーされます。そのため、少ない負担で治療を受けられるのです。

さらに、保険診療は基本的にどの歯科医院でも提供されています。自宅・職場の近くなど、治療を受けやすい場所に通うことが可能でしょう。

デメリット

保険診療では使用できる材料や器具が限られています。最新の治療技術や高品質な材料を使用することができず、自費診療の根管治療と比べると成功率がやや下がります。

標準的な治療方法に限られるため、材料や治療方法を自由に選べないことがデメリットといえます。

歯の神経を自費で抜くメリット・デメリット

歯の神経を抜くイメージ

自費診療で歯の神経を抜く場合にも、いくつかのメリットとデメリットがあります。

メリット

自費診療の最大のメリットは、保険適用外の高品質な材料や最新の治療技術を使用できることです。例えば、レーザー治療やマイクロスコープを使用した精密な治療など、より高度な技術を駆使できます。

保険診療よりも正確に治療を進めることができ、抜歯を回避できる可能性が高まります。また、感染の再発リスクも低下します。

デメリット

自費診療のデメリットとしては、保険が適用されないため全額自己負担となり、治療費が高額になることが挙げられます。また、自費での治療を選択する場合、治療を行う歯科医院の選択肢が限られる可能性があります。

特に、高度な技術を要する治療を行う場合、専門的な設備や技術を持つ歯科医院を探す必要があるでしょう。通いやすい場所に該当する歯科医院がなく、通院が難しくなることがあるかもしれません。

歯の神経を抜く費用を抑える方法はある?

歯の神経を抜く費用を抑える方法のイメージ

歯の神経を抜く費用を抑えるためには、以下の方法があります。

保険適用内で治療を受ける

費用を抑えるためには、保険診療を選択することも一つの方法です。保険診療でも基本的な治療はしっかりと行われるため、費用を抑えながら歯の状態を改善できます。

早期に治療を受ける

どのような歯科治療でも同様ですが、状態が悪くなればなるほど治療が大がかりになる傾向があります。治療回数も増えることが多いので、通院の負担もかかるでしょう。この場合、治療費用も高額になっていきます。

定期的に歯科検診を受けていれば、虫歯や歯周病を早期に発見し重症化する前に治療を行うことができます。根管治療が必要になる前に対処できることもあるでしょう。

根管治療が必要な状態だったとしても、感染が広がれば広がるほど治療が困難になり治療費も増加します。早期に治療を受けることが、費用を抑えるためにも歯を守るためにも重要といえるのです。

医療費控除を利用する

自費の根管治療では、医療費控除が受けられる場合があります。

医療費控除とは、1年間に支払った医療費が10万円を超える場合に、確定申告することで所得税の一部が還付される制度です。総所得金額が200万円未満の場合は、総所得金額の5%を超える医療費を支払った場合に対象になります。

窓口で支払う費用は変わらないものの、医療費控除を利用すれば実質的な負担を軽減できるでしょう。

歯の神経を抜くのにかかる期間

歯の神経を抜くのにかかる期間イメージ

歯の神経を抜くのにかかる治療期間は、歯の状態や治療の難易度によって異なります。根管治療が終わるまでと考えると1〜2ヶ月程度が一般的です。状態によっては数ヶ月かかることもあります。

神経を取る治療の一般的な流れから、治療期間について考えてみましょう。

①診査・診断(初診)

まず、痛みの原因を特定するためにレントゲンやCT撮影、神経の反応テストなどを行います。虫歯や外傷によって神経がどの程度ダメージを受けているかを確認し、神経を残せるのか・抜く必要があるのかを慎重に判断します。

状態に応じて、1回の治療時間や回数もこの時点で説明されます。

②麻酔と歯へのアクセス

治療時の痛みを最小限に抑えるため、表面麻酔や電動麻酔器などを使って局所麻酔を行います。痛みを感じにくくしたうえで、歯の上部に小さな穴を開け、神経の通る根管(こんかん)へアクセスします。

この穴は、のちに詰め物や被せ物を装着する際の基礎にもなります。

③感染した神経・歯質の除去

専用の器具(ファイル)を使って、感染した神経や汚染された歯質を慎重に取り除きます。この際、ラバーダム防湿と呼ばれるゴムのシートを装着し、唾液や細菌の侵入を防ぎながら清潔な状態で処置を行います。

マイクロスコープを用いて根の内部を拡大視野で確認しながら、見落としのない精密な除去を行っています。

④根管内の洗浄・消毒

神経を取り除いた後、根管内を専用の薬剤で洗浄・消毒します。この工程は再感染を防ぐうえで非常に重要で、感染の程度によっては1〜2週間ごとに数回繰り返すこともあります。

1本の歯でも根が複数あるため、1〜3回程度の通院が必要になるケースが多いです。

⑤根管充填(薬剤封入)

根管内が完全に清潔になったら、最終的な薬剤(充填材)を詰めて密封します。この工程により、細菌が再び内部に侵入するのを防ぎます。

隙間が生じないよう慎重に封鎖し、ここで根管治療の大部分が完了します。

⑥土台(コア)と被せ物の装着

神経を抜いた歯は内部が空洞になるため、強度を補うための土台(コア)を立てます。その上から、見た目や噛み合わせに合わせた被せ物(クラウン)を装着して、機能と見た目を回復させます。

保険治療では金属製、自費治療ではセラミックやジルコニアなどの素材を選択できます。

治療期間の目安

治療回数や期間は歯の状態によって異なりますが、目安は次のとおりです。

  • 軽度の感染:2〜3回の通院(約2〜3週間)
  • 中等度〜重度の感染:4〜6回の通院(1〜2か月)
  • 再治療が必要な場合:最大で3か月程度

歯の根は非常に細く複雑な構造をしているため、確実な洗浄・消毒を行うためには複数回に分けた丁寧な治療が欠かせません。

歯の神経を抜いた後のケア・再発防止

定期歯科検診を受けるイメージ

歯の神経を抜いた後は、痛みが落ち着いても安心はできません。神経を失った歯は栄養の供給がなくなるため、もろく割れやすく、また再感染のリスクも残ります。

治療を長持ちさせるためには、次のようなケアを意識することが大切です。

定期検診で根の状態をチェックする

神経を抜いた歯の根の先は、時間が経ってから炎症を起こすことがあります。定期的にレントゲンやCTで状態を確認し、早期発見・早期対応を行うことで再発を防ぎます。

被せ物のメンテナンスを怠らない

根管治療後の歯は被せ物で保護しますが、経年劣化や噛み合わせの変化で隙間が生じることがあります。その隙間から細菌が入り再感染するケースもあるため、被せ物の状態を定期的にチェックすることが重要です。

歯ぎしり・食いしばり対策を行う

神経を抜いた歯は内部構造が脆くなっているため、歯ぎしりや食いしばりによるダメージを受けやすくなります。ナイトガード(マウスピース)を使用することで、歯の破折や被せ物の脱離を防止できます。

セルフケアを徹底する

毎日のブラッシングに加え、フロスや歯間ブラシで歯と歯の間の汚れをしっかり除去します。歯の根の内部に細菌を侵入させないことが、再感染を防ぐ最も効果的な方法です。

再治療が必要な場合は早めに対応を

もし痛みや違和感が再び出てきた場合、再根管治療(根の再治療)が必要になることもあります。設備が整った医院で治療を行うことで、再発リスクを最小限に抑えられます。

まとめ

歯の治療器具のイメージ

歯の神経を抜く治療は、保険適用のものと自費治療のものがあります。どちらにもメリット・デメリットがあるため、ご自身のニーズや予算も考慮しながら検討しましょう。

費用を抑えたい場合は保険治療を選ぶのが一般的ですが、精密性や最新の技術を求める場合は自費治療も選択肢の一つです。治療のタイミングや内容によって費用が大きく異なるため、しっかりと情報を収集し、自分に最適な選択をすることが大切です。

歯の神経を抜く治療を検討されている方は、東京都墨田区、東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵駅」西口より徒歩3分にある歯医者「にしざわ歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、インプラント治療やマウスピース矯正、小児歯科、虫歯・歯周病治療など、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご利用ください。

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