こんにちは
墨田区鐘ヶ淵 鐘ヶ淵駅西口より徒歩3分の歯医者
「にしざわ歯科医院」 院長 西澤克哉です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
『妊娠したんだけど歯が痛くなったらどうしよう!』
『妊娠したんだけど虫歯にならないようにしたい!』
『妊娠したんだけどすごいストレスを感じる!』
など、色々お悩みのことは多いことでしょう。
今回は前回に引き続き『妊娠中の歯の痛み』についてお話しさせていただきたいと思います。
目次
妊娠中の歯の痛み
妊娠中に歯が痛む場合、いくつかの要因が考えられます。
いくつかの可能性と対処方法を挙げてみましょう。
虫歯や歯周病
妊娠中はホルモンの変化により歯肉が腫れやすくなったり、歯肉から出血しやすくなるため、元々あった虫歯や歯周病が悪化する可能性があります。
歯の痛みや違和感がある場合は、早い時期に歯科医師に相談して治療方法や時期について相談を受けることが重要です。
歯ぎしりや食いしばり
妊娠中はいつもと違う身体の状態になるので、過度のストレスや緊張により無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしてしまう機会が増えることがあります。
これによって歯に痛みや違和感が生じることがあります。
痛みが長く続くような場合には適切なマウスガードを作成したほうが良いのかどうか歯科医師と検討してみてください。
歯の感受性の増加
妊娠中は体の変化などにより歯の感受性が増加することがあります。
冷たい飲食物や口の中の温度の変化に大変敏感になることがあります。
歯磨きをする際に使用する歯磨き粉やマウスウォッシュを見直してみたり、歯の感受性を軽減させてくれるような製品を選ぶことも考えてみてください。
歯肉の炎症
妊娠中は身体からでるホルモンの変化により、歯肉の炎症が引き起こされることがあります。
歯肉の炎症が進行すると歯が強く噛めないなど歯が痛くなることがあります。
適切な歯ブラシなどの口腔ケアを心掛けて歯肉の健康を保つよう努力しましょう。
そして、炎症が長引く場合には歯科医院に早い時期に受診するようにしましょう。
他の口腔内の問題
歯の痛みが他の口腔内の問題(口内炎、歯肉の炎症など)に関連してしまう可能性もあります。
痛みが継続する場合や強い痛みがある場合は、早めに歯科医師に相談して適切な処置を受けることをおすすめします。
自己判断せず、専門家の意見を仰ぐことが大切です。
歯が痛んだ場合の対応
歯磨きとフロス・歯間ブラシ
歯磨きをしっかり行い、歯と歯の間の汚れをフロスや歯間ブラシを使って除去しましょう。
炎症を抑え、細菌からの感染を予防するためには、歯の清潔さを保つことが1番です。
痛い部位を冷やす
歯が痛む場合、炎症を抑えるために氷や冷却パックを使って軽く冷やすことも有効です。
ただし、極端に冷たいものを直接皮膚に触れたりさせず、長時間の使用はやめましょう
食生活の見直し
砂糖の含有量が多い食べ物や酸が多い食品を控えることで、虫歯に罹患するリスクを減少させることができます。
食育は大事ですのでこの時期からしっかりと考えて食事を取りましょう。
水を飲む
口の中を常に湿らせておくことが大事です。
口の中が乾燥していると、細菌の繁殖が盛んに行われるようになります。
こまめに水を飲むことで、口の中の乾燥を防げ虫歯予防につながります
ストレスの軽減
ストレスは歯の健康に影響を与えることがあります。リラックスする方法を見つけてストレスを軽減することも大切です。
いかがでしたでしょうか?
ここまでのお話を読んでいただき、少し安心していただけましたでしょうか?
歯の痛みは妊娠中でも適切な対処を行うことが重要です。
妊娠中はお薬や治療法について歯科医師や産婦人科の主治医と十分に相談することが重要です。
妊娠中は色々と不安になることが多いことでしょう。
お口の悩みに関しては一人で抱えず、歯科医院で歯科衛生士や歯科医師にご相談してくださいね!
それでは生まれてこられる赤ちゃんを楽しみに元気に生活を送ってください!!