こんにちは。
墨田区鐘ヶ淵 鐘ヶ淵駅西口より徒歩3分の歯医者
「にしざわ歯科医院」 院長 西澤克哉です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
『なんか噛みにくいな!』
『ちゃんと噛めないから、食べ物丸飲みしてるんだ!』
『前歯が開いてるから、麺類食べられないんだ!』
など、歯並びからくる不調を訴えられている方が最近本当に多くいらしゃいます。
噛み合わせが悪いと身体にどんな影響が出るのでしょう?
今回は噛み合わせが身体にどんな影響を与えるかについてお話しさせていただきます。
目次
噛み合わせが悪いと次の影響が現れます
骨格に対しての影響
顎の関節のバランスが崩れると、身体全体の骨格にも乱れが生じてしまいます。
例えば、股関節や脊椎などに影響が発生するため、それが腰や膝などの関節の負担につながってしまいます。
筋肉に関する影響
骨格のバランスが不安定になると、それに伴って筋肉にも負担が加わるようになります。
また、筋肉が部分的に緊張してしまって、痛みが出る場合もあります。
これが長期的に継続してしまうと、筋肉の歪みにも繋がります。
身体全身に関する影響
噛み合わせが悪い方は、食べ物を噛む場合や、口を開け閉めする場合のバランスが悪化してしまいます。
最初の頃は顎の周りの骨の歪みのみですみますが、そのまま生活を続けることで、左右の重心が歪んだ状態で身体のバランスを保つことになります。
左右のバランスが問題ない状態なら重い頭も問題なく支えることができます可が、その均衡が崩れることで、重い部位を支えることが困難になります。
それが腰や肩に負荷がかかる要因になり、腰痛や肩こりなどの症状が出てきてしまいます。
では、様々な角度から噛み合わせをチェックしてみましょう
肩の高さから見てみましょう
まっすぐ正面を向いて立った時に、右と左の肩の高さが床と見比べて平行になっているか確認してみましょう。片方が傾いている方は、噛み合わせに影響が出ている可能性が考えられます。
骨盤の歪みから見てみましょう
骨盤が左右に歪んでいないかを確認してみましょう。
一人では正確に確認が出来ないので、誰かに見てもらうと良いです。
まっすぐ正面を向いて立ったときに、背中側からチェックしてもらい、右か左どちらかに傾いているなどの症状があれば、噛み合わせにも影響が出る場合が考えられます。
頭の骨の位置から見てみましょう
鏡に向いてまっすぐ立ったときときに、全身のバランスが右や左に傾いていないことがまず最初のチェックポイントです。
キレイな姿勢では、身体を横から確認した際に、頭からかかとまで一直線に繋がりますが、噛み合わせなどに問題が発生すると、頭の骨が前後に倒れるような症状が見られます。
アゴの位置を見てみましょう
下顎の先端部分を見てみましょう。
この部分がしっかりと身体の正中にきているかを確認しましょう。
もし、片方に傾いていれば、アゴや噛み合わせにトラブルがある場合が考えられます。
噛み合わせの改善方法について
顔周辺の筋肉をほぐしましょう
筋肉が緊張してしまう部位は、マッサージなどでほぐしてみましょう。
筋肉のバランスが歪まないように丁寧にほぐしましょう。アゴの周りや耳の下、そしてそこから繋がっている肩や背中の上側をほぐしていきます。
矯正治療で改善しましょう
噛み合わせによって全身に不調のリスクを広げないためには、噛み合わせを改善することが重要です。
歯の並びは自分の力で変えることはできない為、現状の噛み合わせや歯並びが不調なら、歯科医院で歯列矯正を検討すると良いでしょう。
日頃の姿勢に気をつけましょう
姿勢と噛み合わせは相互に作用し合っています。
その為、日常生活の中でも綺麗な姿勢を意識して過ごすようにして、姿勢の不安さが歯の噛み合わせに影響しないように気をつけましょう。
歯に影響する癖をやめましょう
爪を無意識に噛んでしまう、頬づえをついてしまう、舌の位置が正しくないといった悪習慣に気づいていれば、それが歯並びを悪くする要因になります。
日常生活の悪い習慣は正せるように普段から意識しましょう。
バランスよく咀嚼しましょう
食べ物を噛む時は、右と左のバランスを気にしてしっかり噛みましょう。
例えば、片側ばかりで咀嚼をしたり、片方ばかりで鞄を持ったりしていると、それ自体が身体のバランスの乱れに関係します。
偏っている負荷がアゴの骨、関節に悪影響を与える為、バランスに気をつけて日常生活を過ごしましょう。
いかがでしょうか?
噛み合わせや歯並びってとっても大事なことなのがご理解いただけたと思います。
思い当たる方はぜひ一度ご相談ください!!